いよいよ11月に発売が迫ったアオシマプラモデル
『1/12 ワイルド7 飛葉ちゃんのCB750FOUR』。
センセーショナルな発表以降、期待に胸を膨らませている人も多いこのキットは、ワイルド7ファンにとって半世紀待ち続けた非常に気になるアイテム。
ならばその正体についてアレコレ直接うかがってしまおうと、我々事務局スタッフは10月、静岡にある株式会社 青島文化教材社様への突撃取材を敢行してきました。
今回、お忙しい中にもかかわらず
快く取材に応じていただいた
マーケティング本部 企画部 スケールモデル企画チーム
:中西 英登さん
生産本部 生産部 完成品チーム
:飯塚 秀実さん
マーケティング本部 営業部 PRチームリーダー
:富永 幸三郎さん
ありがとうございました。
それではインタビュー記事をご覧ください。
中西さん(以降敬称略):いや、ワイルド7は後からで。
昔こういうの出していたことは私も知ってたんで、「やってもいいんじゃないかな?」というのがあって。
まぁちょうど100周年だったんで何か記念的なものを出したいというのもあって、そのタイミングが良かったんですね。
ウチにも、もうその当時プラモデルを担当してた人が誰もいなくて。
飯塚さん(以降敬称略):当時買ってた世代です。
中西:実際私も全然詳しくなくて、で、ウチの飯塚が好きで以前1/6のアクションフィギュアを担当した関係で今日は助っ人として来てもらいました。
飯塚:あれは自分がやりました。
飯塚:自分はもちろん。
その世代ですので、その前の『ケネディ騎士団』とかあの辺から。
中西:私は本当、逆にもう何も知らないぐらい。
だから今回これは調べながらで。
富永さんは見た事あるんですか?『ワイルド7』
富永さん(以降敬称略):いや、僕は無い。
でもこの間、アオシマ100周年でワイルド7の箱を飾ったんですけど、最初飾ってなかったんですね。
ポスターには絵が載ってて。
そしたら中学生の女の子が「ワイルド7を見に来たんだけど、ポスターに載ってたのに置いてない」って言ってたのを聞いて、急いで持ってかなきゃってなって。
中西:嘘!?
富永:だから中学生の女の子でもよく知ってるなと思っていて。
中西:そうですね、昔のプラモからは引き継ぎようが無かったですね。
しいて言うなら、後ろのシート部分は飛び出す設定になっているから、そこが当たらないようにテールランプを下げてみたりとか。
飯塚:ウチのCBのテールランプの位置だと必ず当たっちゃいますもんね。
それと基にするものがK1(1971年式のCBの形番)とかK2(1972年式)の系統になってくると、またちょっとK0(1969年~1970年式)とは違ってくるんですよ。
その辺が難しいというか辻褄合わせなきゃならない所なんですよね。
中西:というよりは、これ(当時の箱絵)をメインにやったんですけど、何もかも全く同じというわけにはいかないんで。
実際にはホンダのエンブレムがあったりで、それは活かしでやっていたりするんですけども。
結局、元のはあまり改造できないんですよね。金型を。
飯塚:下地となるCB750の部分はしっかり作ってあるんですけども(参考にするOVAや原作漫画の方が)年代とか色々と交じっている部分があるので、その辺のアレンジのしかたっていうのは難しいですね。
中西:色々と辻褄が合わなくなってくるんですよ。
どうやって落とし込むのか、ですね。
飯塚:(後部シートに)スプリングでも入れてね、ピョンと飛び出す仕組みでもいいのかなって思うんですけど、それだとちょっとオモチャっぽくなっちゃうんですよ。
昔のものを再現していくっていうのは、やっぱ大変ですよね、それはね。
特にこういうキャラクターのもので、漫画で描いてあるものというのは。
アニメと違って……まぁアニメになって多少は設定資料があったりするんですけど、先ほども言ったような実車とのギャップ、その辺のところは大変ですね。
中西:今の漫画じゃないんでね、なおさらコマによって形が全然違うから難しい。
飯塚:それはあるんですよ。
アクションフィギュアを作ったときにもそうでしたけど、特に望月先生のイラストを立体物にするのは物凄い大変で。
飯塚:そう、裏を明かせば原型師さんにギブアップされちゃったんです(笑)
望月先生の漫画を立体物にするのは。訳が分からないって。
中西:フフフ……
中西:ああ、ですね。
飯塚:だから今回はマシンで良かったなっていう、うん。
まぁマシンの方でも漫画から起こすっていうのは苦労されてましたもんね。
なんだけど、実車の白バイに近いものだろう、という仮定でそこに近い塗装のしかたというか。
ヘッドライトがあるここのステーが、この辺はもう全部塗装になっていたり、フェンダーも塗装してあったり、白バイとプラスアルファで色々調べながら、こんな感じだったのかなっていう想像も。
中西:そそ、今はね。
中西:そう、人形っていうのは付いてないですね。
飯塚:マシンの方がメインですので。
中西:そうです。
塗装はしてありますけど。
飯塚:それは金型の抜けの関係で。
アタッチメントは別にしたかったんですけど、そうもいかなくて接着箇所が小さくなっちゃうもんでどうしようもなかったんですよ。
それだったらもう2個作ればいいじゃないって言われて、まぁそれもそうだなって。
中西:そうそう、それはもう自分で改造したい人はチェーンでも買ってきてつけてもらって。
まぁ分けてないと線だけあってもなかなかそれっぽく見えないんですよね。
っていうのがあって、金型の抜け方向の問題もあったりで別にしておいた方がいいかなって事で。
中西:復刊ドットコムさんにお願いしました。
昔の箱絵からでもいいんだけど、あせたり汚れとかあったりするからデータからの方が安全なのかなと思って。
全く新しいものにしちゃうと、なんか面白くなくなっちゃうって。
当時の雰囲気を醸し出すようなのにしたいなっていうのはありますね。
中西:でも多分この漫画には言わないかもしれないですね。『ワイルド7』に関しては。
実際今回は何も問題なかったですから。
暴走族的なのは駄目だけど、それじゃなきゃ……
飯塚:警察だからですよ(笑)
中西:あー、結構私がそういう名前を付けるのが好きで、キャラクターですよっていうのを謳っている感じの名付けっていうんですかね。
中西:基本的にここ(レッグシールド)に貼るやつと、あとこうヘルメットに貼る用に。
一応番号で指定はしてあるんですけど多分漫画はコマによってサイズが違ったりするんで、その辺は「俺のはこれだ」っていうのは自分で好きに貼ってもらえればいいかなと思って少しずつサイズを変えて入れてありますね。
中西:あくまでこれは参考に、あとはみなさんが思うように作って改造してもらって。
飯塚:当時も売れましたんでね。
テレビで実写もありましたしね。
中西:金型あれば良かったんですけどね。
飯塚:もう残ってないです。
まぁ、商品展開は待ってもらって。
11月に発売ですから。
飯塚:それはしょっちゅうでしょ?
中西:まぁね、うん。
中西:新しいものをやるのって実績が出てないのは怖いんですよね。
新しいものでもスポーツカーだったらだいたい外さないんですけど、他のものやろうってなったらどうなのかなっていう。
中西:例えば今から20年30年経って、その時まだレジェンド的な存在として残れるか?ってそういうのがあるんですごい難しいんですよね。うん。
やっぱり企画を出すからには先を見据えてやって、その時も売れるものが一番なんで。
プラモデルって結局再生産ありきの商売なんで。
ずっと売れ続けるものが選定の中でベストなんですね。
飯塚:でも80年代以降も飛葉の世界観で続いていったでしょ?
だから今の50代、40代くらいまでは……
中西:そうそう作れない人でも箱だけあれば楽しめる(笑)
飯塚:1個は保存用(笑)1個は作って必ず2個買い!そのパターンで。
中西:失敗してもいいから作れっていう(笑)
中西:そう(笑)でもこのキットは元々色を分けて作ってあるので、まぁ接着剤は使うんですけど、塗装しなくてもそれなりに見えるような感じになってます。
『1/12 ワイルド7 飛葉ちゃんのCB750FOUR』。
センセーショナルな発表以降、期待に胸を膨らませている人も多いこのキットは、ワイルド7ファンにとって半世紀待ち続けた非常に気になるアイテム。
ならばその正体についてアレコレ直接うかがってしまおうと、我々事務局スタッフは10月、静岡にある株式会社 青島文化教材社様への突撃取材を敢行してきました。
今回、お忙しい中にもかかわらず
快く取材に応じていただいた
マーケティング本部 企画部 スケールモデル企画チーム
:中西 英登さん
生産本部 生産部 完成品チーム
:飯塚 秀実さん
マーケティング本部 営業部 PRチームリーダー
:富永 幸三郎さん
ありがとうございました。
それではインタビュー記事をご覧ください。
はじめに |
本日はよろしくお願いいたします。 それではいきなりですが アオシマさんからは50年以上前にプラモデルで「ワイルドアクションシリーズ」として飛葉のバイク(1972年発売『ワイルド7飛葉』)が出ていますが、今回の 『1/12 ワイルド7 飛葉ちゃんのCB750FOUR』は まず昨年(2023年12月発売)の『1/12 ホンダ CB750 ドリーム CB750 FOUR ’69』というキットが出たことによって企画されたものなんですか? それともワイルド7ありきで? |
昔こういうの出していたことは私も知ってたんで、「やってもいいんじゃないかな?」というのがあって。
まぁちょうど100周年だったんで何か記念的なものを出したいというのもあって、そのタイミングが良かったんですね。
ウチにも、もうその当時プラモデルを担当してた人が誰もいなくて。
飯塚さん(以降敬称略):当時買ってた世代です。
中西:実際私も全然詳しくなくて、で、ウチの飯塚が好きで以前1/6のアクションフィギュアを担当した関係で今日は助っ人として来てもらいました。
アクションフィギュアはミラクルハウスですね? |
みなさんは『ワイルド7』を読まれた事は? |
その世代ですので、その前の『ケネディ騎士団』とかあの辺から。
中西:私は本当、逆にもう何も知らないぐらい。
だから今回これは調べながらで。
富永さんは見た事あるんですか?『ワイルド7』
富永さん(以降敬称略):いや、僕は無い。
でもこの間、アオシマ100周年でワイルド7の箱を飾ったんですけど、最初飾ってなかったんですね。
ポスターには絵が載ってて。
そしたら中学生の女の子が「ワイルド7を見に来たんだけど、ポスターに載ってたのに置いてない」って言ってたのを聞いて、急いで持ってかなきゃってなって。
中西:嘘!?
富永:だから中学生の女の子でもよく知ってるなと思っていて。
ワイルドの世界を立体化するには~制作苦労話 |
昔のプラモデルについてはほとんど記録が残ってなくて引き継ぐこともできなかったようなので、イチから制作していったという感じになりますか? |
しいて言うなら、後ろのシート部分は飛び出す設定になっているから、そこが当たらないようにテールランプを下げてみたりとか。
飯塚:ウチのCBのテールランプの位置だと必ず当たっちゃいますもんね。
それと基にするものがK1(1971年式のCBの形番)とかK2(1972年式)の系統になってくると、またちょっとK0(1969年~1970年式)とは違ってくるんですよ。
その辺が難しいというか辻褄合わせなきゃならない所なんですよね。
今回のこれは、アニメ(OVA版)からのデザインなんですか? |
実際にはホンダのエンブレムがあったりで、それは活かしでやっていたりするんですけども。
結局、元のはあまり改造できないんですよね。金型を。
飯塚:下地となるCB750の部分はしっかり作ってあるんですけども(参考にするOVAや原作漫画の方が)年代とか色々と交じっている部分があるので、その辺のアレンジのしかたっていうのは難しいですね。
中西:色々と辻褄が合わなくなってくるんですよ。
どうやって落とし込むのか、ですね。
飯塚:(後部シートに)スプリングでも入れてね、ピョンと飛び出す仕組みでもいいのかなって思うんですけど、それだとちょっとオモチャっぽくなっちゃうんですよ。
昔のものを再現していくっていうのは、やっぱ大変ですよね、それはね。
特にこういうキャラクターのもので、漫画で描いてあるものというのは。
アニメと違って……まぁアニメになって多少は設定資料があったりするんですけど、先ほども言ったような実車とのギャップ、その辺のところは大変ですね。
中西:今の漫画じゃないんでね、なおさらコマによって形が全然違うから難しい。
飯塚:それはあるんですよ。
アクションフィギュアを作ったときにもそうでしたけど、特に望月先生のイラストを立体物にするのは物凄い大変で。
ミラクルハウスの時はアニメ準拠だったんですよね? |
望月先生の漫画を立体物にするのは。訳が分からないって。
中西:フフフ……
それが見せる画と構造上の正確さとの違いであり、なおかつ同じ『ワイルド7』の中でもいろいろな時期に漫画を読んだ人だったりアニメやドラマで親しんだ人など、共通して「これだ!」っていう絶対的なものが存在しないというのが悩みどころではありますね。 |
飯塚:だから今回はマシンで良かったなっていう、うん。
まぁマシンの方でも漫画から起こすっていうのは苦労されてましたもんね。
やはり一番苦労されたのは、いかに実車を崩さずに漫画のイメージに近づけていくかという点になりますか? |
中西:ですね。 あとは実車の白バイの写真とかも見ながら、色はこっちの方がいいのかな?とか思って色々塗ってみたりしたんですけど。
けど結局、色も100%はよく分かんないんですよ。 ここが白なのかシルバーなのか……っていうのが結構あって。 |
ヘッドライトがあるここのステーが、この辺はもう全部塗装になっていたり、フェンダーも塗装してあったり、白バイとプラスアルファで色々調べながら、こんな感じだったのかなっていう想像も。
あくまでCB750ありきで出すのであって、シリーズ展開のような事は考えられてないんですか? |
飛葉の人形付きは出ないんですよね? |
飯塚:マシンの方がメインですので。
CBを忠実に!~精密かつ驚愕の造形 |
(完成品を見て)これは素組みでディティールアップなど無しですか? |
塗装はしてありますけど。
バイクのプラモデルってよくスポークを細いのに張り替えて作る方もいますけど、ノーマルでこの細さだったらもう全然それしなくてもいいくらいですね。 |
中西:そうですね、うん。 飯塚:それはもう去年ちょうど自分がこれの金型を担当していた所でして、物凄く成型に苦労したんですよ。 中西:これでもまだ張り替えたい人はいるから、真鍮線とかに。 飯塚:とはいえ、数あるバイク商品のアオシマプラモデルの中でエンジンのフィンを別々に重ねてやったというのもこれで2作目ですよ。 ちょうど去年の今頃ですよ、金型を収めなくちゃならなくて成型(せいけい)屋さんと型(かた)屋さんとでドタバタしていたのは。
|
追加パーツ・付属品の秘密 |
飯塚:(追加パーツを出して)こんな感じになるんです。 この辺からカットしてこっちのテールランプなんかはメッキになります。 社外では本邦初公開です。
飯塚:この部分なんかは透明になりますね。 |
なるほど。 あ、ヘルメットが真ん中から分割されてる。 |
飯塚:キャラクターグッズとしてそういうのものは不可欠ですよ。
|
それだったらもう2個作ればいいじゃないって言われて、まぁそれもそうだなって。
結果的に作る側が選ぶ余地があるものになってるんですね。 |
(追加パーツ、シート後部の分割を見ながら)これなんか一体ではなくてわざわざここだけ別のパーツにしてるのは、やっぱりこの部分が開いて鎖分銅が発射できるように、と考えてなんですか? |
まぁ分けてないと線だけあってもなかなかそれっぽく見えないんですよね。
っていうのがあって、金型の抜け方向の問題もあったりで別にしておいた方がいいかなって事で。
感動のパッケージ!感激のデカール! |
中西:で、これが今回入るデカールとパッケージのデザインで。
2個入れればいいって話になったんで。 |
箱絵の原画というのは? |
昔の箱絵からでもいいんだけど、あせたり汚れとかあったりするからデータからの方が安全なのかなと思って。
全く新しいものにしちゃうと、なんか面白くなくなっちゃうって。
当時の雰囲気を醸し出すようなのにしたいなっていうのはありますね。
このパッケージ以外は考えられないですね。 中西:(側面の)文章もそのまま活かして。 ホンダさんの監修だけが心配だったんですけど。 「殺される」とか書いてあったんで。 一応オッケーだった(笑) 結構、実車メーカーさんだと厳しい事を言ってきたりはありますね。 暴走族みたいなのは駄目とか。 |
じゃあ、ミサイルランチャーなんか付いたりするのは……? |
実際今回は何も問題なかったですから。
暴走族的なのは駄目だけど、それじゃなきゃ……
飯塚:警察だからですよ(笑)
(笑)警察カテゴリーなんですか!? 「悪にいどむ」ですし。うん、大丈夫か。 |
『1/12 ワイルド7 飛葉ちゃんのCB750FOUR』というネーミングにはどういう意味があるんですか? |
(デカールに)ワイルドのマークは余分に入ってるんですか? |
一応番号で指定はしてあるんですけど多分漫画はコマによってサイズが違ったりするんで、その辺は「俺のはこれだ」っていうのは自分で好きに貼ってもらえればいいかなと思って少しずつサイズを変えて入れてありますね。
(笑)それも独特ですよね。 |
今回はメモリアルな大人作りの高級なものとして完璧だと思うんですけど、シリーズキットとして昔みたいのも食いつく層がいるような気はしますね。 そちらの復刻は? |
テレビで実写もありましたしね。
中西:金型あれば良かったんですけどね。
飯塚:もう残ってないです。
まぁ、商品展開は待ってもらって。
11月に発売ですから。
気になるファンの反応は? |
反響はどうですか? Facebookのアオシマさんのページなどは断トツで「いいね」も多かったようですけど。 |
中西:あ、本当ですか? どう?売れてるみたい? 富永:ええ、人気ありますよ。 実際、車(ベースとなるCB750)がよく売れましたからね。 飯塚:今年も、コレ(ワイルド仕様)にあやかって追加生産しますし。
もう受付が一回終わって、後は発売で。 これ出してね、さらに人気あればまた再生産して。 |
プラモデルが市販されるには~企画とセールス |
やっぱりメーカーさんが思ってる、これは売れるだろうが売れなかったりとか、逆にこんなのは売れないだろうが売れたりとかっていうのはあるものなんですか? |
中西:まぁね、うん。
アオシマさんは旧車なんかも結構出されていますよね?車でも。 |
新しいものでもスポーツカーだったらだいたい外さないんですけど、他のものやろうってなったらどうなのかなっていう。
実車が売れているような場合でも? |
やっぱり企画を出すからには先を見据えてやって、その時も売れるものが一番なんで。
プラモデルって結局再生産ありきの商売なんで。
ずっと売れ続けるものが選定の中でベストなんですね。
普遍的なものがあればいいんですよね。 |
中西:そうです。 もう僕が死ぬ時にまだ自分がやった商品が売れてれば。 富永:会社はこれで儲かったっていうような。 中西:(笑)そうそうそうそう。 飯塚:大戦ものの軍艦とか戦車とかっていうのはもう普遍的ものなんで。 でもこうした昭和のキャラクターっていうのも、もうぼちぼちそういった普遍的な位置づけになってきてるんじゃないですかね。 |
だから今回だけじゃなくずっと普通に買えるような状態になればいいかなって思うんですけどね。 そうなるとターゲットは『ワイルド7』や昔のプラモデルを知ってる世代に? |
だから今の50代、40代くらいまでは……
最後に |
セールスポイントとしてはファンはまず、当時のプラモデルを思わせるパッケージにビックリするでしょうし。 |
本当にこのまま飾れますよね。 『ワイルド7』グッズとしてもこの大きさはとても嬉しいです。 他に何か伝えておくことはありますか? |
中西:失敗してもいいから作れっていう(笑)
そういう層向けなのは薄々感じてました。(笑) となると、失敗用とちゃんと作る用と最後まで蓋を開けない3個買いになりますね。 |
確かに、これ(完成品)を見る限りはそうですね。 それでは「ファンは3つ買うように!」という事で。 本日はありがとうございました。 |
事務局 さんのプロフィール
2024 年 11 月 1 日 固定リンク | トラックバック(0)
コメント