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ワイルド7をいま改めて読み直して過去の疑問が解けたり、新たな疑問が生じることがあると思います。
オヤブンのバイクの後輪には「バイク地雷」のしかけがありますよね。
アクスルシャフトが中空になっていて、そこにロケット弾をはめ込むのですが、オヤブンの八百へのセリフで「お前のバイクには武器がない」というものがあります。
最初にこのシーンを読んだ時(中学生時代)、「アクスルシャフトを改造するだけなんだから、このしかけは八百のバイクにも装備できるのに...?」と思ったものです。
しかし最近読み直して気付いたのですが、このしかけが有効なのは、バイクを倒した時に側面がフラットになる車種だけですよね。八百のバイクのように側面が張り出している車種は、横にした時に空間が出来るので、敵が乗り上げた時にバイクが引っかかったりすると思うのです。
この装備は側面がフラットなオフロードタイプのバイク、オヤブンのハスラーやユキのバイソンにしか付けられないと思うのです。(ドゥカティも可能かもしれない)
それと八百の「ヤモリバイク」ですが、4本出しのメガホンマフラーがアップタイプなのは単なるデザイン上の好みだと思い込んでいましたが、「緑の墓」冒頭の刑務所の壁面を上るシーンを読んで、機能上の意味が分りました。
添付画像を見て頂けば分ると思いますが、こういうシチュエーションが多いのでマフラーが側壁に当たらないようにアップタイプになっているんですね。
リアフェンダーがないのも同じ理由だと思います。リアフェンダーが付いていると、バイクが垂直に近くなった時に地面に擦ってしまいますね。(ただ、これによりナンバープレートを付けるスペースがありません)
【オヤブンと八百のバイク.jpg : 215.2KB】
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