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望月先生、さようなら。
小生は60歳のおじさんです。望月作品の出合いは小学生の時の「秘密探偵JA」です。先生の作品は「かっこいい」「銃器がリアル」「映画的」「アクション」など、小学生の男子があこがれるすべての要素がいっぱいでした。
JAの「飛鳥次郎」のかっこいいポーズは何度も模写しました。JAを掲載した「少年キング」は愛読書で、次週が待ち遠しかったことを覚えています。友人はサンデーやマガジン派が多数で、キング派は少数でしたが、そのときから「好きな物は好き」という頑固さを望月作品から受け継いだような気がします。
しかし、中学生の頃から漫画は読まなくなり、望月作品は本屋で立ち読みするくらい疎遠になり、「ワイルド7」もそれほど熱中はしませんでしたが、それ以前のJAや最前線,二世部隊、荒鷲少年隊などの戦争物は好きでした。
社会人なって大人買いした漫画はJAでした。
晩年の先生の作品はほとんど読むことがなかったので、昔の少年のころのファンといえますが、望月作品は心に残っています。人はいずれ亡くなるのは当たり前ですが、望月先生の訃報は親が死んだときのショックと同じです。
望月先生が亡くなったことで、自分自身の少年時代が終わったような実感を覚えます。先生、ありがとうございました。
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