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ある方から、「これはどんなモンでしょう?」と連絡を受け、
指示されたページを覗いてみました。
ある意味「ひどいな、こりゃ。」‥‥‥です。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m229875631
真正原稿です。で、盗品です。(下部添付画像あり)
作家が原稿をそう容易く手放すことなどしませんし、
(ある先生は作品原稿に固執せず邪魔だからと
破棄したと豪語しているのを聞いたことがありますが)
事実、師は晩年の一時期を除いて原稿放出行為をしていません。
「世に出回っている俺の真正原稿は全て盗まれたもの。
作家本人が返却を申請すれば戻して貰えるので、出来るだけ手元に戻るようにしたい」
‥‥そう言っていたものです。
編集部から‥‥‥
印刷所から‥‥‥
(漫画家の)仕事場から‥‥ 盗まれます。
ファンを装って、見学者に成りすまして抜き取って行くのです。
展示会などで展示の壁から盗っていく輩もいます。
窃盗犯から買い取って販売となるパターン、
窃盗犯自らが販売を行っているパターン‥‥
販売ルートは判りませんが、少なくとも買い手側の出品者は、
その入手経路を精査する努力を放棄して欲しくないものです。
でなければ、売り主が窃盗犯である疑いも否定できないと私は考えます。
どうしましょうか‥‥ 御遺族には伝えておきましょう。
しかし、これらの『鑑定士』なる奴らって、そのレベルは酷いですね。
以下、販売者コメントを抜粋しますが、
【単行本5、6巻収録「誘拐のおきて」の雑誌掲載時に使われた扉絵と思われるもの。単行本では収録されていません。飛葉が左手でウッズマンを持っているのは右手の骨を折られているためですが、そのために有名な「背面バイク乗り」が生まれました】
‥‥ですって、超が付くほど笑えます。
この扉絵は『ワイルド7 誘拐の掟』にての使用ではなく、
『ワイルド7 爆破105』で使用されたものであることは、
ファンの方々ならば鑑定士でなくても一目瞭然。
笑えるような嘘の説明文を構築して、さも有りなん風に披露‥‥
ちょっとムナクソですね。
【hu_7700.jpg : 106.1KB】
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