作品紹介
優しい鷲JJ
「優しい鷲JJ」の連載がはじまったのは1980年、私が高校生の時でした。ワイルド7の連載が終わってから一年あまり、久々のスパイアクション物の登場に毎回心踊らせながら連載を読んだものです。
奇しくも主人公のヒロも高校生のスパイという設定。平凡で冴えない自分(泣)との対極のカッコ良さに、憧れと、まるで同時代を共に過ごした友人のような親しみを持った作品なのです。
JAやワイルド7を継承しつつ独特の味わい
主人公の乗寺飛浪(ジョージ ヒロ)は、外国人に虐待されている日本人を救う政府の秘密組織「JJ機関」のメンバーでありながら、早稲田大学を狙う現役の高校生。直属の指令役である「赤い狐」の命を受け、参考書片手に(笑)危機に陥っている日本人がいれば、世界のどこでも24時間以内に駆けつけ、手段を問わず解決するという、まさに望月節全開の痛快アクション漫画です。
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奇しくも主人公のヒロも高校生のスパイという設定。平凡で冴えない自分(泣)との対極のカッコ良さに、憧れと、まるで同時代を共に過ごした友人のような親しみを持った作品なのです。
JAやワイルド7を継承しつつ独特の味わい
主人公の乗寺飛浪(ジョージ ヒロ)は、外国人に虐待されている日本人を救う政府の秘密組織「JJ機関」のメンバーでありながら、早稲田大学を狙う現役の高校生。直属の指令役である「赤い狐」の命を受け、参考書片手に(笑)危機に陥っている日本人がいれば、世界のどこでも24時間以内に駆けつけ、手段を問わず解決するという、まさに望月節全開の痛快アクション漫画です。
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バラの戦士
『バラの戦士』が「週刊漫画アクション」に連載されていた当時、私は高校生でした。
その時は気が付きませんでしたが、今回改めて読み直してまず頭に
浮かんだのは、この物語は壮大な復讐劇、一言で言うならば、望月版「忠臣蔵」だったのかなと…。 続きを読む
その時は気が付きませんでしたが、今回改めて読み直してまず頭に
浮かんだのは、この物語は壮大な復讐劇、一言で言うならば、望月版「忠臣蔵」だったのかなと…。 続きを読む
三丁目のサラダ
『三丁目のサラダ』を初めて読んだのは中学生の時、いつも利用している床屋の待合室にたまたま置いてあった「ビッグコミックオリジナル」でした。
1ヶ月に一回の割合で床屋に行っていたので、しばらくそこに置いてあったのか、行く度に何度も読み返した記憶があります。望月先生がお得意のコメディ路線で、私の趣向とドンピシャの内容だった事もあり、なぜか記憶が鮮明に残っていました。 続きを読む
1ヶ月に一回の割合で床屋に行っていたので、しばらくそこに置いてあったのか、行く度に何度も読み返した記憶があります。望月先生がお得意のコメディ路線で、私の趣向とドンピシャの内容だった事もあり、なぜか記憶が鮮明に残っていました。 続きを読む
騒世紀
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まだ、「プロサッカーリーグ(=Jリーグ)」もなく、ましてや女性がサッカーをやるなんて誰も想像だにしなかった1970年代後半に、我らが望月先生が描かれた「女子サッカー部」がある女子学園を舞台にした漫画。
それがこれからご紹介する「騒世紀」です。
================================================= 続きを読む
まだ、「プロサッカーリーグ(=Jリーグ)」もなく、ましてや女性がサッカーをやるなんて誰も想像だにしなかった1970年代後半に、我らが望月先生が描かれた「女子サッカー部」がある女子学園を舞台にした漫画。
それがこれからご紹介する「騒世紀」です。
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カエルが燃えるとき
緑の墓
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「緑の墓」は、私にとっては『ワイルド7』のファンになるきっかけとなった、
忘れられない作品です。
とにかく、当時としてはストーリーも斬新で見る者を魅了し、『ワイルド7』の中
では長編でありながら、あっという間に一気に読み終えてしまうほどの大傑作
です。詳しくは「望月マニ也」の『ワイルド7の虜』をご参照ください。
特にドイツの軍用車両はほぼ総出演ではないのかと言っても過言ではない
ほど、数多くのミリタリーウエポンが登場します。
当時ミリタリープラモデルに嵌っていた私にはもう夢のような展開でした。 続きを読む
「緑の墓」は、私にとっては『ワイルド7』のファンになるきっかけとなった、
忘れられない作品です。
とにかく、当時としてはストーリーも斬新で見る者を魅了し、『ワイルド7』の中
では長編でありながら、あっという間に一気に読み終えてしまうほどの大傑作
です。詳しくは「望月マニ也」の『ワイルド7の虜』をご参照ください。
特にドイツの軍用車両はほぼ総出演ではないのかと言っても過言ではない
ほど、数多くのミリタリーウエポンが登場します。
当時ミリタリープラモデルに嵌っていた私にはもう夢のような展開でした。 続きを読む
黄金の新幹線
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私には、トラウマの漫画シーンがあります。小学生の時、はっきり覚えていないのですが、少年漫画雑誌に掲載されていたワンシーンで、眼鏡を掛けたショートカットの女性がロープで首を絞められコンクリート詰めにされるというものでした。
その後どうなったか知りたくても雑誌でたまたま見かけただけでしたので、ずっと気になりつつも確認する方法が無く悶々とした日々を過ごしていました。
そして中学生の時に、「ワイルド7」の単行本を集めだして少年画報社ヒットコミックス第13巻「黄金の新幹線」を購入した時でした、突然飛び込んできたページを見て、びっくり!
「あっ!こ、これ、これだぁ!!」 続きを読む
私には、トラウマの漫画シーンがあります。小学生の時、はっきり覚えていないのですが、少年漫画雑誌に掲載されていたワンシーンで、眼鏡を掛けたショートカットの女性がロープで首を絞められコンクリート詰めにされるというものでした。
その後どうなったか知りたくても雑誌でたまたま見かけただけでしたので、ずっと気になりつつも確認する方法が無く悶々とした日々を過ごしていました。
そして中学生の時に、「ワイルド7」の単行本を集めだして少年画報社ヒットコミックス第13巻「黄金の新幹線」を購入した時でした、突然飛び込んできたページを見て、びっくり!
「あっ!こ、これ、これだぁ!!」 続きを読む
ピーマン野郎
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これからご紹介する作品は、1970年が清澄な除夜の鐘と共に終わると同時に
1971年に産声を上げた『痛快娯楽ビューティフルあくしょん漫画「Pマン野郎」』
です。作者は、M・ハスラー。母親は不詳。
大東京を舞台に二人の若者が繰り広げるコメディタッチの漫画です。
(~当時のプロローグより抜粋~)
「マッド・ドッグ」、「プシィ・キャット」に続く、M・ハスラー(望月三起也先生のペンネーム)名義で描かれた、殺しからポン引きまで金の為ならなんでも引き受けるPマン野郎が繰り広げる、クールなアクションと奇抜なトリックを絶妙なハードボイルドタッチで描いた傑作。 続きを読む
これからご紹介する作品は、1970年が清澄な除夜の鐘と共に終わると同時に
1971年に産声を上げた『痛快娯楽ビューティフルあくしょん漫画「Pマン野郎」』
です。作者は、M・ハスラー。母親は不詳。
大東京を舞台に二人の若者が繰り広げるコメディタッチの漫画です。
(~当時のプロローグより抜粋~)
「マッド・ドッグ」、「プシィ・キャット」に続く、M・ハスラー(望月三起也先生のペンネーム)名義で描かれた、殺しからポン引きまで金の為ならなんでも引き受けるPマン野郎が繰り広げる、クールなアクションと奇抜なトリックを絶妙なハードボイルドタッチで描いた傑作。 続きを読む
プシィキャット 猫+4(フォア)
「ヤングコミック」1970年9月23日『狂い犬(マッドドッグ)』最終回掲載号の次号予告に下記の記載が・・・・・。
以前kenさんが作成されたリストには載って無い作品名。
もしかして、これは未発掘作品か!こりゃいつか必ず手に入れないと、ずっと思っていました。
そしてつい先日、ネットオークションでついにその掲載号を手に入れることが出来ました。
期待に胸ふらませてドキドキしながらページをめくり目に入ってきたタイトル名は・・・・・。 続きを読む
以前kenさんが作成されたリストには載って無い作品名。
もしかして、これは未発掘作品か!こりゃいつか必ず手に入れないと、ずっと思っていました。
そしてつい先日、ネットオークションでついにその掲載号を手に入れることが出来ました。
期待に胸ふらませてドキドキしながらページをめくり目に入ってきたタイトル名は・・・・・。 続きを読む