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10月号でRYUさんが紹介されていた「ゼロ1戦隊」を入手して読みました。1983年の大都社版です。
1968年ということは、ワイルド7の1年前ですか。そういう視点で見ると興味深い点がいくつかありました。「ゼロ1戦隊」への入隊試験(ワイルドほどハードではない)、ジャガー団の移動司令部がセブンレーラー的。あとは大学教員のエリート風の兄と、やんちゃ型の弟の組み合わせが飛葉兄弟のような(かなりムリがある比較・笑)。
ヒーロー物として見ると、謎のフロッグメン・レッド・アローがカッコいいですよね。主人公がレッド・アローになるのかと思ったらそうじゃない。主人公が属するゼロ1戦隊の危機を救う謎のヒーローです。この構成は意外で面白かったですね。
レッド・アローのマスクデザインはウルトラマンに似ていますが、ウルトラマンも参考にしたと思われるアメコミヒーローのロケットマンの影響が強い気がしました。レッド・アローはロケットパックで空中も飛べますし。
メカニックも魅力ですね。レッド・アローの潜水艇はいかにも60年代の丸っこいデザインでイイ感じですし、ジャガー団のドリラーという潜水艇は対照的に直線的なデザインで悪役っぽくてイイです。また、マンモスを模した怪ロボットが出て来るのですが、ガッチャマンの鉄獣メカを先取りしたようなデザインで思わずうなりました。
戦いの舞台が主に水中という異色作ですが、バイタリティ溢れる主人公、工夫の凝らされたアクションシーン、意外で飽きさせないストーリー展開など望月漫画の魅力に溢れた快作だと思いました。作品紹介、ありがとうございました。
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