旧掲示板>
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃スレッド表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃留意事項 ┃設定 ┃過去ログ ┃表紙  
472 / 600 ツリー ←次へ | 前へ→

カエルぷろ たく 10/9/21(火) 7:01
Re:カエルぷろ ぐりゅーん・へるつ 10/9/22(水) 0:28
Re:カエルぷろ たく 10/9/22(水) 6:26
Re:カエルぷろ JUN 10/9/25(土) 13:58
Re:貴重な楽屋裏話をありがとう! Sadami 10/9/25(土) 23:41 [添付]
Re:貴重な楽屋裏話をありがとう! JUN 10/9/26(日) 0:57
Re:貴重な楽屋裏話をありがとう! たく 10/9/27(月) 7:27
Re:これで私の疑問が解けました! Sadami 10/9/27(月) 12:11
Re:ケント紙 たく 10/9/28(火) 6:10
Re:貴重な情報をありがとうございます Sadami 10/9/28(火) 18:57
Re:ケント紙 JUN 10/9/30(木) 3:57
Re:ケント紙 たく 10/9/30(木) 6:30
Re:とっても面白いです。 Sadami 10/9/30(木) 18:29

カエルぷろ
←back ↑menu ↑top forward→
 たく  - 10/9/21(火) 7:01 -

引用なし
パスワード
   ”最近のコメント”にカエルプロと書き込みましたが正しくは”ぷろ”でしたね。よくボツにならなかったな〜。わざわざひらがな表記にした理由何かあるのでしょうか?・・ カエルぷろで[検索]したら他サイト{wild7Forever}にJUNさんの記事が出てました。原稿の着彩の内容で絵の具会社実名入りで興味深く読みました。永い期間のなかでは締め切り間際の原稿に墨・絵の具ボタ(ポタ)してしまう人など居て「おお目玉」くらう事もあったのでは? 私的な疑問はカエルぷろの全景がどうなのか{一軒屋なのかビルの一室なのか}知りません。また、{自宅と兼用なのか別棟なのか}・・・また今はどんな状態(様子)なのかも興味あります[ただし自宅と兼用ならば防犯上公開は無理でしょうが・・・・] あと作画に関しては当時「ナナハン」なんてめったに見ないのによく下から覗いた構図が描けたな〜と思っています。格好ヨイ女ライダーは実際のモデルさんをバイクに跨がせて参考にしたのでしょうか?
#作画のネタ話もヘタをすると”読者の夢”を壊す場合もありますので微妙ですが(薄)
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@124x34x201x138.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

Re:カエルぷろ
←back ↑menu ↑top forward→
 ぐりゅーん・へるつ E-MAILWEB  - 10/9/22(水) 0:28 -

引用なし
パスワード
   ▼たくさん:

「カエルぷろ」という表記は面白いですよね。
「かえるプロ」じゃ、「帰る」みたいだからかな?

カエルぷろ「創設」の逸話は、「ロゼ・サンク」(ぶんか社文庫判)所収の「カエルが燃えるとき」に出ていますね。

先日ヒットコミックスに記載された住所に行ってみましたが、カエルぷろの痕跡は見当たりませんでした。
<Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_4_11; ja-jp) AppleWebKit/533.18.1...@e154254.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp>

Re:カエルぷろ
←back ↑menu ↑top forward→
 たく  - 10/9/22(水) 6:26 -

引用なし
パスワード
   ▼ぐりゅーん・へるつさん:

毎回、貴重なReを有難うございます。何でも知ってる”情報の宝庫”のような人ですね。
手塚○虫作品では、「アトム」の顔までも後輩たちに描かした逸話もありますが、読者的には主人公の顔ぐらいは他人に描かせないものと思っていますので『え〜。そんなの有りなの〜』と思ってしまいます。

*毎度3回以上読み返したうえで送信しますが、時々誤字・脱字・説明不足があります。10回以上読み返さないとだめですね(反省)投稿後の修正・訂正できないのがキツイです。
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@124x34x201x138.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

Re:カエルぷろ
←back ↑menu ↑top forward→
 JUN E-MAILWEB  - 10/9/25(土) 13:58 -

引用なし
パスワード
   ▼たくさん:
Takumiさんちの『Forever』で私の駄文を発見されたとか、
読んでくださってありがとうございます(笑)。

初めのころは『カエルぷろネタ』として、
その後は『カエルぷろ回顧録』とタイトルを変えて、40数回は書いたでしょうか、
実はまだまだネタはあったのですが、
こちら、先生のオフィシャル月刊 望月三起也が稼動することで、
あちらは休載(?)状態になっちまってます(苦笑)。
まァ古いものですが、
良かったらBBS内の検索システムで「カエルぷろ」と検索して読んでくださいな。

>締め切り間際の原稿に墨・絵の具ボタ(ポタ)してしまう人など居て
>「おお目玉」くらう事もあったのでは?
うう〜ん、記憶はないですねぇ。
まず、よしんばあったとしても、先生が検閲の(見つかる)前に、
ホワイト(ポスターカラーの白)で修正したり、
切り貼りして描き直してしまいますもの(笑)。
ただし先生が既にペンを入れてある部分だったら取り返しがつかず、
なんとかホワイトで誤魔化すしかないでしょうが、
そういった事件もあった記憶はないなァ。

インクを乾かす為に使うドライヤーをウッカリ充て過ぎて、
原稿を茶色く焦がした者がいて、必死にホワイトで修正、
詳細に描き過ぎたがためにその修正時間に2時間も掛かって、
泣いていた者はいましたが‥‥‥ 私です(苦笑)。

>私的な疑問はカエルぷろの全景がどうなのか
>{一軒屋なのかビルの一室なのか}知りません。
>また、自宅と兼用なのか別棟なのか・・・
>また今はどんな状態(様子)なのかも興味あります
>    [ただし自宅と兼用ならば防犯上公開は無理でしょうが・・・・
防犯上、“そのもの”の公開は無理ですよねぇ(笑)
ここ→http://wild7.jp/2107 を読んでいただけると
当時の様子が少々ですが想像できるかもしれません(笑)。

>作画に関しては当時「ナナハン」なんてめったに見ないのに
>よく下から覗いた構図が描けたな〜と思っています。
確かに参考資料は少なく、作画は大変でした。
バイクに限らずクルマや銃にしても、
どの雑誌を見ても決められたように一方向の写真ばかりで、
想像して描くしかなかったのが現実でした。
バイクやクルマの裏側(底)は近所で停まっているものを
道路に寝転ぶようにして覗き込んで、記憶して帰り、
「どれも似たようなものだろう」と勝手にソレらしく描いたものです(笑)。
でも銃はそうはいきません(笑)、
知識をフル回転させ、Coltの特徴や癖、S&Wの特徴や癖を鑑みて描いていました。
今見ると結構いい加減ですが、
とにかく「それらしく」が大前提で描いていたのです。
ごめんなさい、申し訳ありません(笑)。

でも歴代必ずバイクや銃のスペシャリストがいて、
どうにかなっていたのですよ(笑)。

>格好ヨイ女ライダーは、
>実際のモデルさんをバイクに跨がせて参考にしたのでしょうか?
そんなことをしていたら時間も金も、いくらあっても追いつかないっす(笑)。
どのシーンも基本は頭の中に描いたものを紙の上に写し取るのです。
カメラを趣味にしている方や、
その世界にいる方なら気づいている方もいるやもしれませんが、
何気ないシーンの一コマでも実写とすると、
クレーンを使ったり、ビルの屋上に立たせて地上から望遠で撮らない限り
再現できないようなアングルだったりしているのです。
ホント、先生はスゴイです。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Firef...@p3157-ipbf6501marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp>

Re:貴重な楽屋裏話をありがとう!
←back ↑menu ↑top forward→
 Sadami WEB  - 10/9/25(土) 23:41 -

引用なし
パスワード

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : InvivationFromSpring72.jpg
・サイズ : 68.5KB
   Dear JUNさん,

貴重な楽屋裏話をありがとうございます。

私など、その業界と近い、絵描きですので、全然、わらえませんわ。いや、ホント。水彩も乾かすのにドライヤーを使ったりしますが、こがすよか、凸凹になるならないで悩む事はあるかもしれません。 今はいいじだいですねえ。材料もどんどん良いのが出て、インクだって、あっという間に乾くのがあるし、修正液、その他も良いのが有りましょう?こうなると、材料を使いこなすのも芸の内になって、たまには材料屋で油を売るのもシゴトの内です。

一つ質問します。漫画の原稿って何の紙ですか。ケント紙って分かりません。水彩の知識が主なのと、英語でケント紙って分かりません。材質,何なのですか。厚いですか? 描いてor 切り貼りしてでこぼこになっても、それは"ケンエツ"でお咎め無いのですか?


>バイクやクルマの裏側(底)は近所で停まっているものを
>道路に寝転ぶようにして覗き込んで、記憶して帰り、描いたものです(笑)。
同じこと,私、してます。ただ、私はその場でささっと描きます。寝転んでる私を笑うひとはとりたててありませんよ。
>でも銃は知識をフル回転させ、Coltの特徴や癖、S&Wの特徴や癖を鑑みて描いていました。
ありがとうございます。お疲れさまでした。

>どのシーンも基本は頭の中に描いたものを紙の上に写し取るのです。
これ、絵描きの真髄じゃないかしら。そのためにデッサンを磨きます。
>カメラを趣味にしている方や、その世界にいる方なら気づいている方もいるやもしれませんが、何気ないシーンの一コマでも実写とすると、
>クレーンを使ったり、ビルの屋上に立たせて地上から望遠で撮らない限り
>再現できないようなアングルだったりしているのです。
同感です。だから私は見ていて面白かったのと、このひとは映画がしゅみかしら、と思っていました。(映画=資料) 後、遠近感を扱うのがすごく正確で感嘆します。
>ホント、先生はスゴイです。
先生のデッサン力さすがですね。

なお、 既に、時効でございます、どちらさまも JUNsanを吊るし上げませんように!やたら忙しくなり、うれしい悲鳴の Sadami ですが、楽しく読んで居ります。

Cheers, wink, wink,
Sadami

PS これも、自分を落着かせるために息抜きに描いた水彩です。やはり、日本の桜が春は恋しいですね。

添付画像
【InvivationFromSpring72.jpg : 68.5KB】
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Fi...@CPE-58-173-43-58.nxzp1.ken.bigpond.net.au>

Re:貴重な楽屋裏話をありがとう!
←back ↑menu ↑top forward→
 JUN E-MAILWEB  - 10/9/26(日) 0:57 -

引用なし
パスワード
   ▼Sadamiさん:

>たまには材料屋で油を売るのもシゴトの内です。
言えますねぇ、
画材店は楽しい遊園地みたいなもので、時間が経つのを忘れます(笑)

>一つ質問します。漫画の原稿って何の紙ですか。
>ケント紙って分かりません。
>水彩の知識が主なのと、英語でケント紙って分かりません。
>材質,何なのですか。厚いですか?
厚いですよ(笑)
でも・・・・ あれ?これって以前お答えしましたよね(笑)
去年の12月13日にいただいたメールにて問われ、返信してますよ〜。
ここ、参考にしてねぇ〜→ http://www.kamiseikatsu.com/syu-sonota/

でも現在ケントを使っている作家は少ないと思います。
大半は上質紙でしょうね。
近年は基本コマ罫が、モノクロ印刷には印刷されないシアンという青いインクで印刷されている漫画専用紙などというものがあり、
みなさん、それを使っていますね。
望月先生も同様です。
しかし、グラビアでは水彩のノリが悪いため、やはりケントだそうです。

私もグラビアは先生と同じようにケントでないと描けませんねぇ。
でもモノクロページでは1枚0.5円という超安価な画用紙でした。
金がなかったもので(苦笑)

>描いてor 切り貼りしてでこぼこになっても、
>それは"ケンエツ"でお咎め無いのですか?
ありませんよ。
だってインクを零して切り貼りしたものなのか、
より良いものを描くために切り貼りしたものなのかなんて、
判らないでしょ?(爆)
それにダイレクト製版カメラによるモノクロ印刷では、
切り貼り跡は印刷されませんし。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Firef...@p3157-ipbf6501marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp>

Re:貴重な楽屋裏話をありがとう!
←back ↑menu ↑top forward→
 たく  - 10/9/27(月) 7:27 -

引用なし
パスワード
   ▼JUNさん:
>▼Sadamiさん:
>『望月マ二也』欄にそのうちに総括的な内容で載るかな?と思っていたら直のReでのご解説で恐縮です。昔なら弟子(アシスタント呼称は嫌いと聞いています)の方とも対話するなんて考えられないことでしたが今ではこのように実現できPC革命の御かげです。 私的には[ナナハン]と[格好ヨイ女ライダー]の永年の疑問が解けスッキリです(笑)下から覗いて記憶して描いたなんかはもう逸話となりますね。 週刊発行ともなるとほぼ3〜4日で原稿を仕上げるわけ?でしょうから、至難の技(業)としか言いようないです。 仕事場(アトリエ?)の写真見ることができましたが漫画の間取り図と同じで机がわざとのこぎり状にジグザグに配置してあり両方の人が同時に立ち上がったらぶつかりそうですが、あれだと上体をくねるだけで原稿を廻したり連絡したりが便利で仕事場の知恵なのでしょうね。 昔話ばかりではかえって失礼と思いますので機会があれば最近描いた絵をまたUPして頂ければと思います。                                 Sadamiさんへ;ケント紙なんて変な呼称なので人名かな?とも思ったのですが英語句にはないそうで何語なのでしょうね。ちなみに自販機等でコトンと音を立てて落ちてくる{紙コップ}ご存知ですか、オーストラリアにもあるのかな?材質・厚みそんな感じです{もちろん防水加工してませんが}。 
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@124x34x201x138.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

Re:これで私の疑問が解けました!
←back ↑menu ↑top forward→
 Sadami WEB  - 10/9/27(月) 12:11 -

引用なし
パスワード
   Dear たくさん,

たくさん、ほんとうにありがとう!! やっぱ、さわって、厚み, textureを知りたいのが私達絵描きなので、これで私の疑問が解けました。画材屋さん行っても、"なあに、ケント? それ、何さ?" が返事。 だけど、このおなごは紙コップを知っています. だとすると、なかなかいい紙ですね。そこそこ厚いし、スムースなのでかきやすそう。 感心。
ちなみに、Australia, 自動販売機で紙コップて見たことありません!! 全部、巷で使うのプラスチックなの。

Cheers, wink, wink,
Sadami
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Fi...@CPE-58-173-43-58.nxzp1.ken.bigpond.net.au>

Re:ケント紙
←back ↑menu ↑top forward→
 たく E-MAIL  - 10/9/28(火) 6:10 -

引用なし
パスワード
   付記;ちなみに表面の触感は絹ごしトウフのようにツルリとしており小学生の図画(美術)の時間で使用する一般の水彩えのぐ{アルミのチューブ?入り}ではしみこみが悪く10秒以上掛かるでしょうか?
また画用紙のようなニジミはほとんど出にくいのでボカシ技法を使う画家はまず使用しないと思います。

なので”ラフな絵”より”細密な絵”を描く画家達が好んで使用します。
また一般的な水彩えのぐだと3度塗り重ねると下塗りの色が溶け出してニゴッタ(きたない)色になってしまいますので、10度塗り重ね可能な『アクリルえのぐ』(乾くと耐水性になる特殊なえのぐ)で描くことをオススメです。

*前回Reで文中に宛名名を記入したのが原因でしょうか?全文緑色に変換してしまいました。(私の顔色は真っ青です〜!)
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@124x34x201x138.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

Re:貴重な情報をありがとうございます
←back ↑menu ↑top forward→
 Sadami WEB  - 10/9/28(火) 18:57 -

引用なし
パスワード
   Dear たくさん,

貴重な情報をありがとうございます。オモシロイですね。滲ませられないとチト、私には酷ですね。小学生の使用するのは不透明水彩です。 私は透明水彩で、白だけ、不透明を持っています。ただ、三度は重ね塗りしません。そうすると不透明水彩でも濁ります。"アクリルえのぐ" ”はいつか挑戦してみたいです。あれは不透明ですね。今や、ギョーカイではアクリルもメインで沢山の画家が使います。たくさんは絵をなさいますか?どんどん面白い情報をuploadして下さいね。おまちしておりまああす。

Kind regards,
Sadami
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Fi...@CPE-58-173-43-58.nxzp1.ken.bigpond.net.au>

Re:ケント紙
←back ↑menu ↑top forward→
 JUN E-MAILWEB  - 10/9/30(木) 3:57 -

引用なし
パスワード
   ▼たくさん:
うう〜ん‥‥‥
これだとケント紙は作画製作に不向きなように感じてしまいますが、
私などはグラビア(カラー)は、ケントが一番都合良く描けます。
先生はどんな紙質でも材は選ばず描けますが、私ァ無理(苦笑)。
それはとりもなおさずケントにそのような欠陥はないということなんですがねぇ。
カエルぷろでは、ケント紙以外の紙を使用して
カラーページを描いたことはないのです。

>小学生の図画(美術)の時間で使用する一般の水彩えのぐ{アルミのチューブ?入り}ではしみこみが悪く10秒以上掛かるでしょうか?
確かにその通りですね。
またその特性を利用しているのです。
私ら弟子は普通にその辺で買える「サクラクレパス社」の不透明水彩、
     (ペンテルは却下、カエルぷろでは使えない品だった‥‥‥)
先生はドイツの透明水彩(シュミンケだったと思う)と
ターナーの水彩を使ってました。(現在使用品の確認はしていません)

>画用紙のようなニジミはほとんど出にくいのでボカシ技法を使う画家はまず使用しないと思います。
逆ですね。上記したように特性を利用すれば、自在に作画出来ます。
滲みは出にくいので、ボカシには最適です。
ボカシ=グラデーションと捉えれば、返って吸水性の高い紙では、
綺麗なグラデーションは作れません。
先生の数々のカラーページを見てもらえればお判りになると思いますが、
綺麗なグラデーションが表現されているはずです。
私たちは表現していたはずです。

また仰っている滲みというのは、多分低級な紙や和紙に
水分量の多い絵の具を配したときなどにでる
毛細管現象によるゲインのことだと思いますが、
良く見て頂ければそのような作画箇所もあるはず、
テクニック次第で可能なのです。
というか、ちょっとしたテクニックによってその滲み幅も
自由にコントロール出来てしまうのです。
それがケント紙。

>また一般的な水彩えのぐだと3度塗り重ねると下塗りの色が溶け出してニゴッタ(きたない)色になってしまいますので、10度塗り重ね可能な『アクリルえのぐ』(乾くと耐水性になる特殊なえのぐ)で描くことをオススメです。
前述したように私たちは極々普通の不透明水彩を使っています(いました)が、
そのような現象は起こしません。
望月三起也作品の透明感溢れるカラーページは、
不透明水彩を使用しても、可能なのだという見本かもしれませんね。
カエルぷろでの彩色の基本は多重塗りにあり、
重ね塗りを繰り返すことで、透明感を作り出すのです。それもケント紙で。
いえ、ケント紙のような紙質でなければ出来ないでしょう。
吸水性が悪い(遅い)を逆に利用することで、出来るテクニックなのです。
私自身は5回は重ね塗りをします。
逆にアクリルは乾燥が速く、乾燥後には溶け出さないということで、
同テクニックには不向きかもしれません。

これらもTakumiさんち(WILD7 forever)の掲示板で、
「カエルぷろネタ」の一節として書いた記憶があります。
お暇なら探してくださいな(笑)
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Firef...@p3157-ipbf6501marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp>

Re:ケント紙
←back ↑menu ↑top forward→
 たく  - 10/9/30(木) 6:30 -

引用なし
パスワード
   ▼JUNさん:
Reは終わりかな?と思っていましたが具体的なReで有難う御座います。
私の書き込みはあくまでも”基本的な紙の性質”を説明したまでで、いわゆる応用的な技法の書き込みは省いたので誤解?があったでしょうか。一般画用紙のように水を多く含んだ筆で描くと起こる”不作為的な滲(ニジ)み”は比較的起こりにくいという意味です。”ケント紙”でもあらかじめ紙面に水を含ませてそこに絵の具をのせる(描く)水墨画でよく使う『たらしこみ』画法なら勿論滲みも出せます。これですと割りと作者の思うとうりの”作為的なボカシ”も出ます。カエルぷろのグラビアはこの”特性”をうまく利用した”応用的技法”のことでしょう。
<WILD7Forever>≪Club40Aribaba≫の記事だいたい読みました。
*ちょっと思ったのですが(元)お弟子さんたちが数人居るのなら時期をみて飛葉やユキ(格好ヨイ女ライダー)のグラビアのトリュビュートなどの企画はいかがでしょうか?ファンは喜ぶと思うのですが・
  {今回は誤字ないと良いですが・・・}
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4...@124x34x201x138.ap124.ftth.ucom.ne.jp>

Re:とっても面白いです。
←back ↑menu ↑top forward→
 Sadami WEB  - 10/9/30(木) 18:29 -

引用なし
パスワード
   Dear JUNさん,
>これだとケント紙は作画製作に不向きなように感じてしまいますが、
>私などはケントが一番都合良く描けます。
>先生はどんな紙質でも材は選ばず描けますが、私ァ無理。
私は材は選びますし、弘法は筆を選ぶ、がギョーカイの金科玉条です。
>カエルぷろでは、ケント紙以外の紙を使用してカラーページを描いたことはないのです。

>私ら弟子は普通にその辺で買える「サクラクレパス社」の不透明水彩、
>     (ペンテルは却下、カエルぷろでは使えない品だった‥‥‥)
同感!私も使ったことさえない。sakuraは,なかなか いい品です。
>先生はドイツの透明水彩(シュミンケだったと思う)と
>ターナーの水彩を使ってました。(現在使用品の確認はしていません)
業界ではEnglndの品が信頼されています。ターナーは使った事ありません、私は Winser Newton です。
>

>滲みは出にくいので、ボカシには最適です。
>ボカシ=グラデーションと捉えれば、返って吸水性の高い紙では、
>綺麗なグラデーションは作れません。
コレ、私も感じてます!!あんまりいい紙(=高級紙且つ厚い紙, eg, "Arche")=めちゃくちゃ水を吸う紙はフシギな事に、全部紙に吸われてしまうから 下手するとアソビを出しにくいです。
>先生の数々のカラーページを見てもらえればお判りになると思いますが、
>綺麗なグラデーションが表現されているはずです。
Yey!! コレは見ていて溜息モノでした。美しい!!の一語だった。
>
>また仰っている滲みというのは、良く見て頂ければそのような作画箇所もあるはず、テクニック次第で可能なのです。というか、ちょっとしたテクニックによってその滲み幅も自由にコントロール出来てしまうのです。それがケント紙。

うう〜ん‥‥ケント紙=almighty, コレはチョイ私は疑問。JUNさんはテクニックとおっしゃっていますが、私は"水加減”なのを経験で知っています。紙の厚みによって私は使う水を加減して、wet-in-wetを作ります。 すると、安い紙でも、そこそこいい作品は作れるのを 経験で知っています。 たぶん、先生はコレを熟知しているから、紙に合わせて水と絵具加減を 微妙に変えるのじゃないかしら。もう、それは個人の手と感覚で、他の人には説明できませんが。

>望月三起也作品の透明感溢れるカラーページは、
>不透明水彩を使用しても、可能なのだという見本かもしれませんね。カエルぷろでの彩色の基本は多重塗りにあり、重ね塗りを繰り返すことで、透明感を作り出すのです。
いいですね。私は中学のとき、美術の先生に不透明なのに、透明水彩と同じ絵を描くと言われました。これは絵具の使う量と水加減です。 それから、私は透明に入り、至現在です。 カエルぷろ, 先生、もそれ、御存知の筈です。

>吸水性が悪い(遅い)を逆に利用することで、出来るテクニックなのです。
>私自身は5回は重ね塗りをします。
コレはすごい!!水彩では普通3度以上は重ねるな、と言います。すると濁るからです。
>逆にアクリルは乾燥が速く、乾燥後には溶け出さないということで、
>同テクニックには不向きかもしれません。
同感。アレはやたら速く、私は面食らいました。で、手付かずなの。水彩のゆっくりした乾きが私の性分です。水彩のwet-in-wetをアクリルでする人を知りません。

>これらもTakumiさんち(WILD7 forever)の掲示板で、
>「カエルぷろネタ」の一節として書いた記憶があります。
>お暇なら探してくださいな(笑)
Upload してください・とっても面白いです。

Cheers,wink,wink,
Sadami
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US; rv:1.9.2.10) Gecko/20100914 Fi...@CPE-58-173-43-58.nxzp1.ken.bigpond.net.au>

472 / 600 ツリー ←次へ | 前へ→
  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃スレッド表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃番号順表示 ┃検索 ┃留意事項 ┃設定 ┃過去ログ ┃表紙  
ページ:  ┃  記事番号:   
163,578
(SS)C-BOARD v3.8(とほほ改ver2.1) is Free