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望月三起也と村野守美 アスカ 17/10/7(土) 2:13 [添付][添付]
村野守美先生といえば“ほえろブンブン” エヌワイ 17/10/10(火) 0:12
Re:村野守美先生といえば“ほえろブンブン” アスカ 17/10/10(火) 1:28

望月三起也と村野守美
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 アスカ E-MAILWEB  - 17/10/7(土) 2:13 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : オサムとタエ.jpg
・サイズ : 63.8KB

[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 草笛の季節.jpg
・サイズ : 48.4KB
   以下の内容は、あるSNSに私が書いたものなのですが、
ある方から、
「こういった内容こそ、月刊望月三起也BBSにて公開するものじゃないの?」
との指摘を受け、「確かに‥‥」と納得。
転載しちゃいます。


「オサムとタエ」‥‥‥
ご存知ですか?
今は亡き漫画家『村野守美』先生の代表的シリーズ。
小学館刊行のビッグコミック(本誌)で連載した
『垣根の魔女』辺りを知ってる方は多いかもしれないが、
残念だけど、もしかするとかなりマイナーな作家さんだったかもしれない。
 (村野先生、ごめんなさい!)

しかしその才能は輝くばかり、どの作品も読者の深層心理にまで潜り込んで来るもので、
読了後、時間の経過があっても忘れられない、心に残り続ける。

ある時、師望月三起也との雑談‥‥‥
好きな絵描きの話で、
特に師も多大な影響を受けたフランク・フラゼッタや高荷義之氏の話題では、
あーだこーだと大盛り上がり。

同業漫画家の世界へと話題が移り、幾人もの先生方の名前も出たところで、
師匠から出た言葉は私自身、師匠の口からは初めて聞く名でびっくり。

「村野守美先生の絵は素晴らしい、本当に上手い人だ!」
「!!」 私の正直な感情が左のエクスクラメーション・マークだ。
     (「感嘆符」業界用語では“雨だれ”という)

「俺が思うに、最も絵の上手い漫画家かもしれん」
‥‥‥と師匠は続けた。
「作品ではなく絵ですか?」と私。
断っておくが、私は村野先生の絵が下手だと当然思ってはいない。
大好きな作風で、私自身アクション以外の作品執筆時には、
村野先生の画を模倣したこともあったほどだ。

しかし、あの“望月三起也”の口から村野先生の名が出てくるとは思ってなく、
ただただ驚き、同時に、やっぱりこの人(師)は凄い人だ!
と、思いを新たにした。

そんな事を思い出した。

   ‥‥‥と、いうお話し。

添付画像
【オサムとタエ.jpg : 63.8KB】

添付画像
【草笛の季節.jpg : 48.4KB】
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村野守美先生といえば“ほえろブンブン”
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 エヌワイ  - 17/10/10(火) 0:12 -

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   私にとって村野守美先生といえぼ
“ほえろブンブン”です。
やっぱりアニメの力は強いです。
但し、今Wikipediaを見ると
この題名は最初“ほえろボボ”で
COMに連載されたようです。
“墓場の鬼太郎”がアニメ化で“ゲゲゲの
鬼太郎”になったような訳があったようです。
(全国の人が見るのにふさわしくない)

村野作品もいくつか読んでいると思いますが
どうも真崎守先生と混同している
部分があります。

いずれの先生も、ちょっと考えさせる“間”
のような“詩”的雰囲気を持っています。
(お二人とも虫プロに勤務された時期があり
 作風が似ていたのかもしれません)

望月先生の
「村野守美先生の絵は素晴らしい、本当に上手い人だ!」
については私も「!!」ですが、“詩”的雰囲気について
評価していたのではないかなと思います。

アスカさん、貴重な情報ありがとうございます。
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Re:村野守美先生といえば“ほえろブンブン”
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 アスカ E-MAILWEB  - 17/10/10(火) 1:28 -

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   ▼エヌワイさん:

>私にとって村野守美先生といえぼ
>“ほえろブンブン”です。
>
そうか、そうだったァ‥‥‥
私は殆どアニメを観ることは無いので、完璧に『ほえろブンブン』を忘れてました。
まァ、『ほえろブンブン』ってのは、大半の村野守美色からは少々はみ出していて、
私の不完全なオツムには記憶されにくい状態だったみたい。

私、アニメだけじゃなく漫画自体も殆ど読まないンだけどね。

>村野作品もいくつか読んでいると思いますが
>どうも真崎守先生と混同している
>部分があります。
>
確かに虫プロのアニメ部門出身という共通項が両先生にはありますが、
作風、似てますか?

今ここで両先生の比較考察などする野暮はしませんけど、
言えることは、村野作品の凄いところは“日常性”だと思うンです。
作家にとって最も難しいのは、何気ない日常を描くことだと思うンです。
望月作品とは対極にある作風ですね。

日記ネタにもならないかもしれないような極々普通の日常、
つまり話作りの基本形である『起・承・転・結』を構成しにくい、
その辺に転がっている日常を切り取って一話を構成、構築することの天才だったと私は思っているンですね。
「ガロ」に寄せていた執筆作はすべからく好きな作品群、
前述した『垣根の魔女』(ビッグコミック本誌)は傑作でした。
もちろん、絵柄も大好きです。
望月先生に至っては、一番絵が上手いと(笑)。


追記
実は私、真崎守先生の超のつく大ファン。
作品に己の人生を乗せていた時期もあったほどなンです。
代表作の主人公“ジロ”と私は同い年。
ジロは掲載誌を変えながら(タイトルも変え)生き続け、
年を経るつど年齢も一つづつ増えて成長し、
10年経ってもジロは同級生で居続けてくれた。
そして、思春期の悩みを一緒に苦悩してくれた‥‥‥

どの作品も時代を映し、青春を描き、
まるで己の血肉のようなキャラクター、作品でした。

兄弟子の「土山しげる」も真崎先生の大ファン。
カエルぷろへ入門時は余りに真崎先生の絵に傾倒し過ぎていて、
師望月先生が言うに、「タッチが(真崎先生に)似過ぎだよ、おまえ」
と言ったことがあるとか‥‥‥
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