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以下の内容は、あるSNSに私が書いたものなのですが、
ある方から、
「こういった内容こそ、月刊望月三起也BBSにて公開するものじゃないの?」
との指摘を受け、「確かに‥‥」と納得。
転載しちゃいます。
「オサムとタエ」‥‥‥
ご存知ですか?
今は亡き漫画家『村野守美』先生の代表的シリーズ。
小学館刊行のビッグコミック(本誌)で連載した
『垣根の魔女』辺りを知ってる方は多いかもしれないが、
残念だけど、もしかするとかなりマイナーな作家さんだったかもしれない。
(村野先生、ごめんなさい!)
しかしその才能は輝くばかり、どの作品も読者の深層心理にまで潜り込んで来るもので、
読了後、時間の経過があっても忘れられない、心に残り続ける。
ある時、師望月三起也との雑談‥‥‥
好きな絵描きの話で、
特に師も多大な影響を受けたフランク・フラゼッタや高荷義之氏の話題では、
あーだこーだと大盛り上がり。
同業漫画家の世界へと話題が移り、幾人もの先生方の名前も出たところで、
師匠から出た言葉は私自身、師匠の口からは初めて聞く名でびっくり。
「村野守美先生の絵は素晴らしい、本当に上手い人だ!」
「!!」 私の正直な感情が左のエクスクラメーション・マークだ。
(「感嘆符」業界用語では“雨だれ”という)
「俺が思うに、最も絵の上手い漫画家かもしれん」
‥‥‥と師匠は続けた。
「作品ではなく絵ですか?」と私。
断っておくが、私は村野先生の絵が下手だと当然思ってはいない。
大好きな作風で、私自身アクション以外の作品執筆時には、
村野先生の画を模倣したこともあったほどだ。
しかし、あの“望月三起也”の口から村野先生の名が出てくるとは思ってなく、
ただただ驚き、同時に、やっぱりこの人(師)は凄い人だ!
と、思いを新たにした。
そんな事を思い出した。
‥‥‥と、いうお話し。
【オサムとタエ.jpg : 63.8KB】
【草笛の季節.jpg : 48.4KB】
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