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ギャングカーとの一戦にだけ登場するのが、このヘボピーのバイクです。
MCプロ本部ビル攻撃時に確定したデザインとはかなり異なりますが、この初期型デザインも味があって僕は好きです。今回はこのマシンについて考えてみたいと思います。
ポイントは次の3点だと思います。
1)後輪のスイングと構造
2)排気管の取り回し
3)後輪のトレッドパターン
では、順に見ていきましょう。
1)後輪のスイングと構造
「ワイルド七不思議」をあげる場合、絶対に外すことのできないのが「ヘボピーのバイクの後輪の構造」だと思います。「外径の違うタイヤがすべて接地しているが、アクスルシャフトはどうなっているのか」「後輪駆動だと思われるが、どのようにして後輪を駆動しているのか(すべてが駆動輪なのか)」・・・昔からよく話題になっていましたよね。幼児用三輪車のような前輪駆動ならともかく(笑)、後輪駆動でこのカタチを実現するのは相当難しいでしょう。アオシマのプラモデルがどのように処理していたのか気になっています。
さて、この初期型ヘボピーバイクですが、その後の型と大きく異なっているのが「後輪がスイング」しているということです。しかもスイングの仕方に2種類あります。
図1の場合は後輪のユニット全体がスイングしていますが(ホンダのジャイロXのように)、図4では各タイヤがスイングしています(ピアジオのMP3の前輪のように)。
たぶん図4は描き間違いだと思いますが、やたら印象に残っています。
ホンダ GYRO X(ジャイロ X)
http://www.honda.co.jp/GYROX/photo/index.html
08 Piaggio MP3 400 @ iBike.com.hk
http://www.youtube.com/watch?v=GdXtAol4njQ&fmt=18
図2も描き間違いだと思いますが、TV版ワイルド7のヘボピーバイクもこの形式(トレーラー形式)だったと思うので、現実性は一番あると思います。ただ、下りコーナーのブレーキング時など、コントロールは相当難しいでしょうね。TV版では全輪が接地しているのではなく、左右の端のタイヤが接地していて、左右輪に通したシャフトに中間のタイヤがぶら下がっているような形式じゃなかったでしょうか。この形式の方が接地面積が少ないので効率的ですよね。トレーラー形式の場合、後輪ユニットは走行抵抗でしかありませんからね。
(その2につづきます)
【ヘボピーのバイク(初代).jpg : 352.9KB】
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