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コラム:言いたい放題

第69回

凝っちゃってます。締め切りがヤバイ。

執筆者:   2014 年 6 月 9 日

WS001とうとうやって来ましたねぇ、FIFAワールドカップ2014ブラジル大会
じゃァなくて、「ネームだけでも先に・・・・・」と言う、編集さんのセリフ。これってのは画のあがりが予定よりかなり遅くなってるときなんです。
通常、締め切り通りだと担当さんが画稿を持ち帰り、社内でネーム(この場合のネームは「セリフ」の意)の拾い出しに掛かるのですが、その時間が足りない。そこで出来ることは先にやっちまおうと、「ネームだけでも・・・・・」って、ことになるわけで、担当さんも二度手間、大変。私ァ迷惑掛けているわけで申し訳なく、何かでお返しするはめになる。
どうやら今回はワールドカップ開催中にインターネット配信だかなんだかで、社内特設スタジオでサッカー談を語らなくちゃいけないってことだそう。無論、お返しでもあり無料奉仕、そういうことで、世の中借りを作っちゃいけません。
もっとも「タダで協力してよ」と頼まれても、サッカーとなったら好きな道、お茶出してとらやの羊羹付いて来るような話。私にとっては「銭なんざいらねぇ!」とまァ、喜んで出掛けるわけです。ことサッカー談しゃべらしときゃ、一週間でも一ヶ月だってネタは尽きない。一年もありか? その代わりこっちの生命が尽きるかもね。

なんたって今年はサッカー女子代表がアジアNo1をもぎ取ったもんね。長年優勝できなかったタイトル『AFC女子アジアカップ』、良くやりました。
ワールドカップ優勝チームがアジアじゃトップじゃないって不思議なんだけど、女子の場合世界の上位国と下位国の二つに分かれているような勢力図で、上位国はどこも紙一重の接近した実力なんです。アジアでも中国なんて女子は昔からトップを張ってた国。最近ではなぜかオーストラリアってパワフル女子チームがアジア枠に入って来てるから、もう大変ですよ。
そのうえ最近、日本のレベルが上がってきてヨーロッパのチームへ代表クラスの選手は移籍、大儀見(優季)なんてストライカーは、大会のグループリーグ三試合だけねって。所属チームがそれ以上は出場させない、すぐに引き上げる始末。フランスだ、イングランド、ドイツとヨーロッパの強豪国でレギュラー張ってる代表クラスってのも、こんなときは辛いよね。所属チームの都合が優先で国際代表戦でも「ダメ!」。なんですからねぇ。
いわば今回(AFC女子アジアカップ ベトナム2014)の優勝メンバーは、ベストが戦艦なら巡洋艦クラス。それで優勝したってのが凄い、価値ある優勝なんですよ。
・・・・・と、嬉しがっております。

という今日この頃、締め切り追い込み時期でありまして、仲代さん、ちっちさん、コメント少なくて済みません。余裕が出来たときはその分タップリと・・・・・

最後にひと言。
男子代表、ブラジルではしっかりシュート打ってきなさい!ボール回しはいいけど、勝ち負けはゴールへボールを運ぶかどうか。
寸前の強化試合ザンビア戦もそうだけど、打てるときに打ってない。一番じれったいのがロングシュート、もっと打ちなさい。
そりゃ決勝の4点目となった大久保の一発、止めてから打つまでの芸術性もいいですよ。でもこれはあくまで練習試合、本番での相手ディフェンスは、まず足を狙ってスライディングしてくるね。だから敵が近くへ来る前の思い切りの良いロングシュートの本数の多少が勝敗に直結すると断言します。
練習試合で勝ってもそれは強くなったということではない。あくまで本番のための練習だってこと。
さァ、本大会じゃどうかな? ・・・・・と。









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