作品紹介
灰のとりで

前章「千金のロード」からストーリーを引き継ぐ3話完結の短編です。
地方都市を舞台にした飛葉が単独で悪党を退治するのはこれが初めてのパターンとなります。
しかも、今まで謎が多かった飛葉の身上の一部(母親と実兄日出丸が初登場)が明かされる。
……それがこれからご紹介する「灰のとりで」です。
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千金のロード

「誘拐のおきて」を最後にワイルド7生原稿ver.の発売はもう無いのかと半ば諦めていたところに復刊ドットコムさんからワイルド7 1971 千金のロード/灰の砦 [生原稿ver.]発売という嬉しいお知らせが来ました。
実は「千金のロード」の作品紹介用の原稿を少しだけ書き始めていたのですが、途中で頓挫してそのままにしていたのでした……
今回の告知は私に原稿の続きを書けという神様からのお告げかと思い、また書き始めました。
それではご覧下さい。
第5話「千金のロード」 続きを読む
橋 TroubleWriter

ルーデンドルフ橋は攻防戦の後の10日後の3月17日に崩壊して、再建されることは無く、現在は両岸の橋桁が残るのみ。
1980年にレマゲン側に残る橋桁の内部が改装され、平和博物館として現在も公開中です。
その史実をスペクタクル巨編として製作された映画が『レマゲン鉄橋』(1969)で、監督:ジョン・ギラーミン、主演:ロバート・ボーン他でした。
多分、望月三起也先生がサッカーの試合を見にドイツに行かれた際に、この平和博物館に立ち寄られて、その場で閃いて帰国後描かれたと思われる作品が『橋 TroubleWriter』です。 続きを読む
いやだ名ドラちゃん

まさか「吸血鬼ドラキュラ」の「ドラ」だったとは 続きを読む
恐怖の館

中でもそのイメージを決定付けたのがクリストファー・リーが演じたドラキュラです。
その影響は日本の漫画界にもやって来ました。 続きを読む
新・最前線 ワンプカプカ

そして作られたのが、「ハワイ出身の日系二世だけで編成された部隊」つまり「第100歩兵大隊(ワンプカプカ)」でした。
『ワンプカプカ』の意味はハワイ語で「ワン」は「1」、「プカ」は「穴」または「ゼロ」、「100」だから『ワン(1)プカ(0)プカ(0)』という事です。 続きを読む
凹山凸兵衛

それら読み切り作品の大半がコミックス未収録になっており、掲載雑誌でしか未だに読む事が出来なかったりするので、そういった未収録作品を収集している方も多いのではないか?と思います。
そういうワタクシも古い雑誌を扱っている様な古書店に行ってはチェックを怠ってはいません。ある時、偶然にも望月先生の雑誌の切抜きを数編まとめた物を古書店で見つけ購入しました。
その中には以前izizさんが紹介していた作品もありましたが、今回は【超】の付く異色作、『凹山凸兵衛』を紹介したいと思います。
読み方は『ぼこやまでこべえ』でいいのかな? 続きを読む
THE ART OF MIKIYA MOCHIZUKI

このイラスト集は、1冊目好評につき、続けて今度は徳間書店から、昭和63年1月20日に第一刷が発行されました。
内容は、ILLUSTRATION・3-D FIGURES・名場面紹介・ワイルド7グッズ・GUNギャラリー等で構成されています。 続きを読む
三丁目のサラダ27番地

舞台となる『三丁目警察署』は、全国でも珍しい私有地内に立地している警察署で、オーナーは隣接する『スナック花園』を経営している通称《サラダ》です。
身長は2m近くあるでしょうか?俗に“アマゾネス”とも呼ばれていたりします。
彼女は決して警察官ではないのですが、時たま三丁目署の面々と行動を共にして悪を懲らしめてご町内の安全を守っている様です。彼女は正に弱気を助け強気を挫く正義のスーパーレディなのです。 続きを読む