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コラム:言いたい放題

第72回

あっちはゼロがいいけど、こっちはゼロじゃ困るンだよね。

執筆者:   2014 年 9 月 8 日

2014_9以前このコーナーで取り上げた『伊豆スカ事故ゼロ小隊』の小隊長、中西さん。引き続き熱心な活動、ご苦労さんです。
なにもそこまで手弁当でやらなくても・・・・ と、普通は考えますよ。しかも思いつきで終わることが多い中、乗り出し、続ける。そこが素晴らしい。でも『ゼロに向けて!!』がそれって、相変わらず不良ライダーが減っていないってことですよね。
しかし考え方によっては、その活動があるから事故件数が増大していないってことでもあるわけで、
これ放っておけば死傷事故増大ってことでしょ。自分たちは楽しんだ挙句、天国へ行くのはいいけれど、その始末する人、また巻き添えでの悲劇と、そこんとこ強くアピールしていかないと事故件数増大イコール二輪通行禁止って方向になるのは目に見えているわけで、なによりバイクの魅力ってカーブで右に左に身体傾け・・・・・ って、理解できますし、それが出来るのが伊豆スカイラインとくれば疾走り捲りたくなるでしょう。
でもね、世の中には常識ってものがある。まず道路は“通行”するところ、それが道路の使命ですよね?遊園地じゃない。それを理解したうえで人様に迷惑を掛けないようなレベルで走りを楽しませてもらう。それが健全なライダーの姿でしょうが。と、私は思うのですよ。行き過ぎた疾走りで二輪走行禁止なんてことになったら遅いンだよね。
そこんとこ、よォ~く説明してやってください、中西小隊長。

こっちの暴走は紙の上で、絶対に人様には迷惑掛けてないって自信あります。紙面から飛び出す3Dじゃないし。ただし読み手の脳内世界ではやりたい放題引っ掻き回すのが私の趣味なんで、今進んでいる企画も楽しませて貰おうと、打ち合わせじゃ表紙のアイデアから凝りに凝ってます。
ハイ、『W7』の単行本化です。00001
eBookで電子配信したオールカラー作品、週刊漫画誌と同じサイズ(B5)で発売。デカいから迫力充分に伝わると思うのです。出版社の担当さん、私の希望を100%受け入れてくれて有り難いねぇ。
2ヶ月後くらいに本屋さん店頭に並ぶ予定ですが、出版社では先行予約注文してくれた人には特別サービスを企画しているようで、今そのアイデアでアタマを使っている最中。よければアイデアの手伝いをしてあげて、「読者はこう思ってる」って。出版社側は有り難い参考にになるのです。ちなみに発行は『実業之日本社』、担当は中西記者。
アッと驚くアイデア、お待ちしています。

さァて、新しい4年間の楽しみが始まりました。
サッカー日本代表、新鮮!
アギーレ監督、品定めから入ったね。どんな料理もまず素材、新鮮なところを見繕っての目利き、いいですねぇ。このくらい思い切りよく“自分”を出す。そう、出すなら最初から。
0001 前代表チームの良さを残しつつ戦力ダウンせず一定のレベルを保つってのが今まで見てきた新監督の方針。今回はドーンと思い切りがいいねぇ。勝負は4年後、今はそこで優勝できる素材選びで、味付けも何風料理かも決めずってのがここ何戦かの一品でしょう。つまりは、ウルグアイに2点取られた、負けた、さて敗因は?とか、今回の代表の実力は? やっぱりあの選手は残してさ・・・・ とか。実力もない新人、誰さ、あの子・・・・ なんて言っちゃァイカンのです。そういうことは料理の一皿、レシピが整ってからの話。今は素材を市場から厨房へ運んでお試しの一品作ったところ。どうかな?って鍋に指突っ込んで味見して、皿に盛りつけ、見た目を気にしてるってとこでしょうか。
それなのに大新聞の中には、「守備が安定せず」とか、「攻撃も連携に乏しく」なんて戦評を書く。3~4日一緒に練習しただけで守備が安定し攻撃が連携したら世界最高のチームですよ。この試合、勝ったか負けたかを気にする記事も見た。相手はワールドカップを含めて長いこと一緒にやって来たメンバーのチーム、それと比べるのは無茶でしょうが。

初陣黒星は1995年加茂監督、対ナイジェリア戦以来だとか。他はすべて白星発進らしい。0002
でもね、白星発進チームの結果・・・・・ ワールドカップ本番でどうなの?つまらない記録を持ち出して記事を書くより、ファンとして今は、素材についての情報を多く欲しいわけですよ。

さて、その新素材ですが、ピカ一はFW武藤嘉紀(22)。所属するFC東京の試合をおもしろくしてくれ、実は期待の新人だったのですよ。代表での試合時間は短かったけれどシュートまで持って行って見せる。タダモンじゃないね。記録で拘るのなら代表招集が大学(慶応)在学中って、藤口(光紀)以来じゃないかい?快速フォワードで鳴らし、浦和レッズ社長を最後にサッカーから離れ、今は広島のある大学で教鞭をとっているとか。奇しくも出身は同じ慶応大学・・・・・
それはともかく、そういう若いうちにいい素材をもっと代表に入れて欲しいのが、私の代表論なんです。
若いってのはあがっちまって、トラップミスから一点喰らうなんてのも仕方ない。でもそれが伸びるバネにもなるのが若さ。いいんです、どんどんミスしなさい、代表戦といえども何も掛かってない練習試合、今は監督がセレクトしているンです。少々のミスより素材を見ている・・・・ マ、いい目で素材を選んでいると信じたい。
本田を始めとしてベテランも新人を引き上げる努力は監督と同じ、将来の日本代表を強くする。今はそういう期間。
目先の一勝一敗に拘るのはもっと先の話。

・・・・・すみません、この新代表初戦コメントをしたくて今月は締め切り遅くなりました。
サッカー馬鹿なんで、お許しを。









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コメント/トラックバック

  • エヌワイ :
    『W7』の単行本化!!

    大興奮です!!!
    やっぱり世代が古いのか、本で読んで
    本棚に持っていたい。
    ありがとうeBookさん。
    ありがとう実業之日本社さん。
    『先行予約注文の特別サービス』もありがたいのですが、
    宣伝用のポスターを書店にできるだけ貼っていただきたいです。
    実業之日本社の営業の人に頑張って頂くしかないのですが、
    望月先生の潜在的ファンに呼びかけて頂きたい。
    関ジャニエイトの丸山‘パイロウ’隆平さんの推薦コメントなど
    入れてもらったら、新しいファン(映画『ワイルドセブン』ファン)にも見てもらえるかと思います。
  • ズンコ :
    久しぶりにコメント書かせて頂きます、ズンコです。
    「W7」の単行本化、嬉しいです。
    発売が待ち遠しくてたまりません。
    私個人では、美青年クロスが主人公の「黄金のLARER」と「赤毛のクインメリー」の単行本が欲しいです。
    望月先生の描かれる美青年は、凄く色気があって、私は大好きです。
    少女漫画に出てくる美青年より、ずっと妖艶で美しいと思います。
    なんてったって、私のセカンドラブの相手は、「ジャパッシュ」の日向光でした。
    知り合いに「ワイルド7」のユキがセカンドラブの相手だという男の人がいます。
    閑話休題。
    美青年クロスシリーズが、単行本になっていないなんて、今はもう読めれないなんて、悲しくて淋しいです。

    話変わって、私の小学校と中学校の同級生に、過去にジュビロ磐田の監督だった人がいます。
    その同級生がチームから離れてしまってから、ジュビロ磐田がどんどん対戦成績が芳しくなくなったと感じるのは、私だけでしょうか。
  • エヌワイ :
    ズンコさんへ

    “なんてったって、私のセカンドラブの相手は、「ジャパッシュ」の日向光でした。”
    やはり切れ長の目は、女性ファンをつかむのですね。
    日向光といい、熱砂の帝王といい、切れ長の目のキャラは
    望月先生の作品では悪役かと思っていたら、
    土方さんが切れ長の目!!
    望月先生のコミックで
    『女性を意識した作品集』というのも
    出て欲しいですね。

    ジャパッシュで思い出しました。
    “ジャパシュは募集をかけない。
    自信がある男が自ら集まってくるから”
    というくだりがあったと思いますが、
    日本を代表するJで始まるロダクションも
    募集をかけず、集まってくる若者から
    選出すると言っていました。(中居さんの番組にて)

    ジャパシュは、怖いほど予言の要素が
    含まれていますね。
    (まあ私の都市伝説的な思い込みですが)
  • ズンコ :
    エヌワイさんへ

    望月先生のコミック「女性を意識した作品集」は、是非出版して欲しいです。
    「薔薇のイブ」のイブも好きでした。
    それに「薔薇のイブ」のように、美青年を主人公にした先生の新作も読みたいです。
    相手役は、やはり、短編「三丁目のサラダ」の主人公の渡辺マサ子さんのように、女性の目から見ても魅力的な女の人だったら良いな、などなど、勝手に注文ばかり並べてしまって、失礼しました。

    「ジャパッシュ」には、本当に沢山の予言が含まれていますね。
    いつか当たる事だと、私も思えてなりません。

    「ワイルド7」の最終回も現実になりました。
    20数年前、雪の降るはずのない5月の東京に、アイドルスターだった岡田有希(ゆき)子ちゃんがビルから降りました。
    自殺の原因は、決して失恋などではない、ワイルド7の「魔像の十字路」のような恐ろしい事実があったらしいですね。
  • エヌワイ :
    ズンコさんへ

    “「薔薇のイブ」のイブも好きでした”

    やっぱり、イブの名前が出てきますよね。
    フィギュアにしたら、一番人気が
    出るのではと思っているキャラクターです。
    人形は切れ長の目が似合います。

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