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コラム:言いたい放題

第85回

えぇ〜っ

執筆者:   2015 年 10 月 9 日

2015_10私、ラグビーも好きなんです。
サッカーに比べ日本ではまだマイナー、今イギリスではラグビーワールドカップが開催されているってこと、知ってた日本人が何人いたでしょう。
ところが一夜明けていきなりメジャー、ニュースねた。なんと、まさかまさか。私なんて放送を見ながら、「よくやってる・・・・」「お、そこまでやるかい?」「えぇ~っ」・・・・ ラストの5分間は、まさかまさかまさか。ノーサイドの笛が吹かれて!・・・・
信じられない!!
あの、世界の強豪、ワールドカップで優勝経験もある南アフリカに勝っちゃったンです。
サッカーの世界では時々番狂わせという試合があって、日本でもプロアマ参戦の天皇杯では、Jリーグのトップクラスのチームが地域代表チームに足下をすくわれるってことも珍しくない。それをサッカーの世界ではジャイアント・キリングというのです。巨人を倒したあのジャックと豆の木辺りが語源とも言われてますが。
しかし、ラグビーではまずそのようなことは起こらないと一般的には言われているのです。
ラグビーには重量制限がないから日本人は不利。例えれば、中学生が大学生と試合をするとなると身体の出来が違うわけで、日本代表にも外国人で身体のでかいのが入ってはいるのですが、その程度ではイコールにはならない訳ですよ。
それを「技」と「スタミナ」「戦う」という強い気持ちを前面に出して80分、頭と足を使った今の代表チーム、特に私としては松島五郎丸、注目!

五郎丸は正確なキックが武器。相手が反則してのフリーキックは80%は入れちゃう。調子の良いときは10回けって10回入るって試合もあるくらい世界的な選手。先日の一戦もその効果はでかかったね。
松島って選手は私ンとこの地元、桐蔭高校出身。
冬の高校選手権を毎年楽しみに見ている私としては、東福岡高校と同時優勝したときの松島、これは絶対日本代表になると予想していただけに、順調に伸びて今大会に登場。その南アフリカ戦でタックル喰らって交わす技も、足腰の丈夫さで倒れることなく前進する姿ってものにひとり感動してました。
さらにラグビー選手の純なスポーツマン魂は、五郎丸選手試合前、国歌を聞いている時に涙を流してるンですよ。あの姿、フリーキックを決めるときのクールさと違う代表の意識を見せてくれる。感動だなァ。
あれがスポーツマンなんです。
これでマスコミももう少しラグビーに関心を持って試合中継を増やしてくれたら・・・・ と、願っています。

こういうラグビーのような精神力で巨人を倒すこの姿、サッカー、ジュビロ磐田の選手たち。見習ってほしい。五郎丸選手は同2015_10_02じヤマハ、ラグビーのジュビロ所属。スタジアムも共用してるんだから。

さて、やっと完成『ワイルド7リターンズ2』(仮)。いやなんとも、足掛け4年掛かった。
ホッとしています。
11月発売です!!



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