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コラム:言いたい放題

第5回

第一回ファンクラブ

執筆者:   2008 年 12 月 1 日

まずは、感謝!!
多くのファンに持ちあげられたお神輿、といった私です。

ファンの集まりの会場は、いささか狭さ感じるほど。
椅子が80余り、座り切れない方が背後や左右の壁側に立ったまま、約一時間余りの私との談話に
耳をかたむけて下さった。有難いことです。
うち何名かの代表質問、正直に答えてますと私、丸裸になってしまうよう。
漫画家めざす人には、多少の参考になればいいと思ってます。
逆に、そういう部分に喜んで、面白さを感じてくれるのかと、私の方もお聞きして大変参考になりました。
それだけでなく、ノンキにかまえてないで、アイデア煮つめる前にどんどん料理にかかり、
テーブルの上へ並べなくちゃいけないなって、パワーもらいましたねえ。

また、この第一回会合の場所選びから設営、進行等々、動いてくださった飯島さん、谷島さん始め、
当日もスタッフまでつとめて下さったファンの方々にも感謝です。
私、不精モンだから余計、動いてる人を見ると、すごいねと感心します。

さらに、この日の為にと特別にシャンペンまで用意して下さったサンケイビバレッジさんにも感謝。
私の書き下ろしのラベルを貼ったボトルを、最後のジャンケン大会でモノにした方々の笑顔、いいなあ。

アイスコーヒーを用意して下さったのは、私の友人、というよりサッカーマニアだけでなくプレーヤーとして
その世界へ引きずり込んだ方、二宮さん。元日本代表監督であり、一緒にボール蹴った仲、
なんておこがましい、手とり足とり初歩から教わりました。
現在、葉山で喫茶店をなさってます。グルメ雑誌にも載るほどの有名店で、自宅の庭に店を造り、
自宅は映画のロケにも使われるほどのお屋敷なんですよ。ナガセって役者の出てるフジフィルムのCM撮影が
先月あったそうですから、このCM見たら皆さんも行きたくなるかも。
また、店名はパッパニーニョ。この名付け親はドイツの名選手ベッケンバウアーなんですと。
交友関係の広い方らしい。
このお店へ行くと、二宮さん自らテーブルへコーヒーセットをワゴンで運んできて、目の前でいれてくれる。
このパフォーマンスもまた、見どころ。オーナーと客の間にゆったりとした海風が心地よく吹いてくる時間が
味わえます。
ぜひ一度、海の方へ行ったらおたずね下さい。再び感謝!!

会に話を戻してと、この日の目玉、オークション。これは、会の運営に色々お金もかかることでしょうから、
その足しにどうかということで、私物を提供。
私、おどろいたのは、その「ブツ」なんですが、何がいいかスタッフの谷島くん、JUNくんなどと相談したところ、
使い込んだペン軸や原稿用紙と来た。
まさかね。わかりませんねえ、私、そんなモノ値もつかないと思ってましたので。むしろJAのTシャツとか、
これこそ国内にそう多く流れてないシロモノですから、喜ばれるかとおもったのですが、
フタをあけてビックリ。何万もの値をつけようという騒ぎ。
ファンと描き手と、見方がちがうんですねえ。
セリながら途中で手をおろし、そこまで出せない、電車賃なくなるってつぶやく方も出て来る。
ほんと、会場の熱気、温度が20度は上がったんじゃないでしょうか。
セリ落としてくれた方々、ありがとう。
会の運営費の足しになります。またまた感謝。
次回どんなモノ供出しようかと、今から用意に悩んでます。
こんなモノほしいというものがあれば、お知らせ下さい。参考にさせていただきます。

また、ファンの中にはおみやげ下さった方も。
私、酒が一滴も飲めないのに、酒の友みたいなものや一夜干しの魚、大好きなんです。
おみやげのひとつに、シオカラがありまして、これがまた、絶品!!私の好み、どこで知ったんでしょう。
大阪の松本さん、本当に有難う。
また、日本手ぬぐいの粋なワイルド柄さがしてきてくれたタグチさん、有難う。
あるもんなんですねえ。WILDイメージ手拭いとは。

そんなワケで、あらためて色々な立場の方々に支えられて私って人生があるんだなあと実感しました。
会場の短い時間では、私ってモノが判ってもらえないだろうと、補足のつもりでDVDを造ってみました。
これに出演してくださった方々もまた、ボランティア。スタジオに足を運んで下さっても、出演料ゼロ。
メシおごるからさあ、よろしくね、で秋本くんも稲川ジュンちゃんもOK。
私の友人は皆、優しい人々です。

そういう方々に、かつがれてる私は幸せモンです。




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