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【ひとこと作品紹介】 蹴球七日

hitokoto_img第3回

蹴球七日

執筆者:事務局

事務局がオススメする「ひとこと作品紹介」第3弾!
今回ご紹介するのは、サッカー狂のグータラ社員が周りを巻き込みながら引き起こす、奇想天外なサラリーマンコメディの決定版!

 【作品名】
蹴球七日
 【掲載】
1992年「夕刊フジ」連載
 【あらすじ】
大手商社「LL八降商事」に勤める英は、仕事よりもサッカー観戦を優先する上に、女癖も悪いという典型的なお荷物社員。
当然、会社からは睨まれ社長として赴任した先は、全国から出来の悪い社員ばかりを集めた系列会社で、鹿児島市内からバス1時間45分さらに徒歩で30分という山奥にある藁葺き屋根の「柄巣商事」。
出世と美女に貪欲な英は、そんな環境でも持ち前のアイデアとずば抜けた行動力で、村全体を使って39時間に渡り100人を超える選手が戦う中世のサッカーを行ったかと思えば、アトラクションのような下着のファッションショーを開催したり、さらには地元にJリーグチームを作ろうと奮闘する。
普段は頼りない部下達のほか、謎の美女にヤクザや旧友たちと仲間に支えられながら会社を大きくしたかと思えば、裏切りや呪いのせいで一夜にして全てを水の泡にしたりとまさしく波瀾万丈のこれぞ望月流、立身出世サラリーマン一代記。

 【主要キャラクター】
英順[はなぶさ じゅん]本作の主人公。
大手【LL八降[エルエルやぶれ]商事】に勤務していたが、日頃のサッカー熱と女性問題から上司から疎まれ、鹿児島の山奥【柄巣[がらす]商事】へと左遷になる。
人柄と調子の良さから周囲に仲間を増やし劇的に業績を上げる事もあるが、反面敵も多く事態が一転して修羅場をくぐる羽目になる事も同じくらい多い。
英を愛した女たち
疫病神マキ
英と関わった男たち
柄巣商事の社員ミラノの風花形丈鳥居


1993年元旦朝日新聞より

連載中の1993年にJリーグがスタートとなり、作中でも英が開幕戦のヴェルディ川崎VS横浜マリノスを観戦するため借金取りに追われながらも国立競技場に駆けつける場面が描かれている。
なお同年元旦の朝日新聞には、Jリーグ元年を記念した特別版が発行され、望月先生もイラストのほか、「初夢2002」と題して未来のプロサッカーリーグを予想した私小説風漫画を掲載している。

 【単行本】
1993年「蹴球七日」(リイド社・SPコミックス)4巻
※長らく単行本で未完のままだった作品ですが、現在は未収録の5巻を含んだ全5巻を電子書籍で読む事が出来ます。
ebookJapan「蹴球七日」全5巻 コチラから

■発売元:ebookjapan様からのコメントも届いています
【お知らせ】『蹴球七日』第5巻(完結巻)【発売】

1990年台に「夕刊フジ」に好評連載した『蹴球七日』電子書籍の第5巻が発売されました。1~4巻は紙書籍で単行本にもなり電子書籍でも発売中でしたが、続話は未完の状態にありファンからも続きを読みたいという声が多数上がっていました。
この程、ご期待にお応えして、5巻がリリースされました!
週に7日はサッカーのことを考えている「蹴球七日」のサッカーバカ・英順(はなぶさじゅん)は、わが夢を叶えることが出来たのでしょうか? どうぞご購読ください。

■価格:『蹴球七日』1~5巻 各巻400円(税別)
■電子書籍販売サイト:eBookJapan ※下記URLのサイトでご購入いただけます
 http://www.ebookjapan.jp/ebj/7605/
この機会に是非ご覧になってみてください。

(yazy 記)



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2018 年 8 月 1 日   固定リンク   |   トラックバック(0)


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