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コラム:言いたい放題

第38回

すべてが新たなスタート

執筆者:   2011 年 11 月 8 日

ありがとうございました。

被災地への手助けに『アシ』を贈りたいと思い、まずは私の絵をオークションに掛け、これを買ってもらい、そのお金でYAMAHAの電動自転車を購入、仮設住まいの方を中心に買い物や生活の役に立ってもらえたら幸いという計画。なんとYAMAHAさんのご好意で購入費をまけて貰って、まずは7台を購入できることになりました。
オークションに参加してくださった方すべてが、絵を落札できなかったとしても、被災地への熱い思いを持ってくださった方々だと想像できます。
第一回目は落札できなかった方も、第二回、第三回・・・・・・ とトライしてください。

被災地復興までには長い時間が掛かります。このチャリティーも一度や二度やればおしまいと言うものではないと考えています。当然この後も引き続いて、少ないでしょうけどまずは自転車を贈り続けていくつもりです。

今回、私の描いた絵を落札してくださった方には、本当にそんな高額を出してくれるの? と、嬉しい思い。
東北への愛のある方なんですねぇ。続けてやっていきましょう!!


今の私、ネコの手でも借りたいという忙しさなんです。新作・ワイルド7を制作中なんです。
その一部は漫画サンデー(実業之日本社)に掲載されます。まとめて200ページ描き下ろしで、12月に発売の予定。
その舞台は古都京都。
リアリティ出したいため、今回は張り切って2回も京都取材。担当の山田さん、今は編集長のその上のエライさんになっているのに、下調べをしっかりして案内してくれ、舞台は現存する建物だけに、細かく写真を撮ってまわりました。
ついでに食い意地が張ってる私としては、“京の美味いもの”、老舗『近又』へ何十年ぶりかで行って来ました。
ここは江戸時代、近江の人が始めたという店、当然フレンチやイタリアンじゃァなく日本料理です。錦市場の近くで20m先は四条通りなんですが、座敷へ上がると耳が変になったかと思うくらいに“静”・・・・・ すごい!!
京の町屋造りって、そのひとつとっても感心させられます。

中庭見ながら、店主であり当然板さんの鯛の焼き方のウンチクを聞かされ、女将さんの食に対する愛情や冗談で席が盛り上がること。
京都って、食は黙って食べるのではなく、口に入れる以上目にも鼻にも、さらに耳からも食べさせてくれるんだなァと、
改めて、食べさせ方が七代も続くコツだと知らされました。

寒いときこそ魚の食べ時、「12月は最高ですよ」と旦那さんのひと言。
締め切り終えたら、ご苦労様の打ち上げ、ここでやりましょう!と担当の山田さん・・・・・
そのひと言、しっかり覚えておくからね。





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