偉っそうに鼻を高くして「俺ら、世界一だぞ！」「シャンペン・サッカーだぞ！」って、
驕れる者久しからずって、平家の例もあるんです。
うちら別に源氏だからって言ってるわけじゃないけど、F・リベリを温存して若手選手のテストの場にしようってのが思い上がりなんだよ、デシャン監督。
日本代表はまだそれほど強かないけど、舐めたらとんでもない目に合うんだよ。
フランスは次の試合、強豪スペインだろ。それも親善試合じゃなく、ワールドカップの出場権争っているライバル。その前にこの結果。スペインの油断を誘うためだとしたら、デシャン監督も名監督ですが・・・・・
と、私、日本人ですから『フランスに勝った』、それだけでもう嬉しがってる一ファンなんです。
まっ 結果は喜ばしいンですが、内容はさすがサッカーレベルの高い国。各選手が日本より個としても明らかに上、フォーメーションも一つのチームとして移動しているところがさすが。チームを人ひとりの身体とすれば出来上がってます。手足がバラバラの動きじゃない、それが強さ。明らかに、それに戸惑っている日本ってのが前半でしたねぇ。
ただしフランスはシュート数が日本の３倍もあってゴールがゼロってのはいただけないんですけど。
それで、ついにリベリ登場。
まァ、すごいね。日本代表選手２人なら、ひとりでラクに抜いて自由にボールを扱うところなんて、こういったシーンはレベルの差、見せつけてくれました。
前半と違い、後半は日本もボールタッチ数が増え、カウンター攻撃にも徹してきて、素直に観ていて楽しい試合。中でもゴールキーパー川島の働きは勝因の50％だね。
それにしても、まさか勝てるとは。フランスのファンも「まさか？！」でしょう、ウェーブなんて余裕もってる場合じゃなかったねぇ。
勝ち負けは運もある。しかし、ここまで“見られる試合”が出来るようになった日本。やはりヨーロッパ各国で働いている選手が代表の大半を占めるようになってきたのが大きい。外人のデカさやパワーに慣れてきているんですねぇ。
ヨーロッパ各国リーグのレベルの高いことは承知しています、そこで働く選手をゲームで使うのは判るのですが、Ｊリーグだって甘く見られちゃ困る。そのトップをいく点取り屋のレベルは高いはず。並びじゃなくトップ、アタマ抜けているってこと。
それを代表に呼ばなかったのも不可解だったのですが、今回、ＦＷ前田が怪我ってことでやっと呼んだ。なのになんで？なんでフランス戦に使わないの？
さては次戦ブラジル戦に温存か？ と思ったのですが早とちり、単に様子見せにわざわざヨーロッパまで連れて行ったのかね。スタメンでなくとも試合には出すべきじゃないの？
練習で「使えない」って印象を持ったのかもしれないけど、私としちゃ練習は見ることはできないので、数十分でも出場させてくれないと、使えるか使えないかの判断が出来ない。じれったいねぇ。
じれったいのは、代表の攻撃ぶり。
本田、香川、清武とボールキープに秀でた３人で攻撃担当させ、あえてトップのＦＷを置かない戦術に出たけど、裏目に出たね。
ボールキープは見事でも各駅停車、ゴールを割るってのが目的なのに、目的地へ行くまでに時間が掛かりすぎ。つまり３人フォワードではなく、３人ミッドフィルダーになってるんだなァ。やはりＦＷはＦＷ専門の動き、勘働きがある。３人衆がボールキープしている間にゴール前のスペースへ走り込める佐藤や岡崎、前田がいたら点は確実に獲れていたね。いない人の名前を挙げても仕方ないけど・・・・・
そこへいくとブラジル、快速特急だね。目的はゴール、敵が対応出来ないうち、少人数でも一気に攻め上がるあの足は何だ、何なんだ！？ 早っ！！
そのうえシュートの正確さ、ほっぺたひっぱ叩かれたショックだね。
あれは今まで見てきたブラジルじゃない、川島だってあれじゃコースへも飛べない。コースへ移動する前にもう打たれちゃってる。
そうなんです、実はブラジルは単純なサッカー、手間隙掛けてたのが日本。日本の方こそ如何に早くボールをゴールへ打ち抜くかってこと、意識すべきなんです。ボールを長くキープ出来るのが上手いと思ってるンじゃないの、日本は。上手い下手で勝負は決まらないンだよねぇ。結果は何本ゴール決めたかにあるんだよねぇ。
とことんこの意識、しっかりと持って欲しい。
せっかく長友の攻撃精神も、３人ＭＦに合っているとはいえなかったね、惜しい。
左右の利用の仕方、ＦＷが引き出すってのはこれからも重要。今野＝前田ラインとか、慣れてるところのセットが使えていたら、ブラジル戦も違った結果になったのでは？ と残念な敗戦ではありました。
と、ついつい、ついまたサッカー談、長くなってしまいました。サッカー嫌いの人、読み飛ばしてもらって構いません。勝手に私の舌が回ってるんで。
足の方もそのくらい回ったら、私の草サッカーももう少し点になるんだけどねぇ。
まァ、なにはともあれ、フランスの鼻っ柱、折ってやった！！
驕れる者久しからずって、平家の例もあるんです。
うちら別に源氏だからって言ってるわけじゃないけど、F・リベリを温存して若手選手のテストの場にしようってのが思い上がりなんだよ、デシャン監督。
日本代表はまだそれほど強かないけど、舐めたらとんでもない目に合うんだよ。
フランスは次の試合、強豪スペインだろ。それも親善試合じゃなく、ワールドカップの出場権争っているライバル。その前にこの結果。スペインの油断を誘うためだとしたら、デシャン監督も名監督ですが・・・・・
と、私、日本人ですから『フランスに勝った』、それだけでもう嬉しがってる一ファンなんです。
まっ 結果は喜ばしいンですが、内容はさすがサッカーレベルの高い国。各選手が日本より個としても明らかに上、フォーメーションも一つのチームとして移動しているところがさすが。チームを人ひとりの身体とすれば出来上がってます。手足がバラバラの動きじゃない、それが強さ。明らかに、それに戸惑っている日本ってのが前半でしたねぇ。
ただしフランスはシュート数が日本の３倍もあってゴールがゼロってのはいただけないんですけど。
それで、ついにリベリ登場。
まァ、すごいね。日本代表選手２人なら、ひとりでラクに抜いて自由にボールを扱うところなんて、こういったシーンはレベルの差、見せつけてくれました。
前半と違い、後半は日本もボールタッチ数が増え、カウンター攻撃にも徹してきて、素直に観ていて楽しい試合。中でもゴールキーパー川島の働きは勝因の50％だね。
それにしても、まさか勝てるとは。フランスのファンも「まさか？！」でしょう、ウェーブなんて余裕もってる場合じゃなかったねぇ。
勝ち負けは運もある。しかし、ここまで“見られる試合”が出来るようになった日本。やはりヨーロッパ各国で働いている選手が代表の大半を占めるようになってきたのが大きい。外人のデカさやパワーに慣れてきているんですねぇ。
ヨーロッパ各国リーグのレベルの高いことは承知しています、そこで働く選手をゲームで使うのは判るのですが、Ｊリーグだって甘く見られちゃ困る。そのトップをいく点取り屋のレベルは高いはず。並びじゃなくトップ、アタマ抜けているってこと。
それを代表に呼ばなかったのも不可解だったのですが、今回、ＦＷ前田が怪我ってことでやっと呼んだ。なのになんで？なんでフランス戦に使わないの？
さては次戦ブラジル戦に温存か？ と思ったのですが早とちり、単に様子見せにわざわざヨーロッパまで連れて行ったのかね。スタメンでなくとも試合には出すべきじゃないの？
練習で「使えない」って印象を持ったのかもしれないけど、私としちゃ練習は見ることはできないので、数十分でも出場させてくれないと、使えるか使えないかの判断が出来ない。じれったいねぇ。
じれったいのは、代表の攻撃ぶり。本田、香川、清武とボールキープに秀でた３人で攻撃担当させ、あえてトップのＦＷを置かない戦術に出たけど、裏目に出たね。
ボールキープは見事でも各駅停車、ゴールを割るってのが目的なのに、目的地へ行くまでに時間が掛かりすぎ。つまり３人フォワードではなく、３人ミッドフィルダーになってるんだなァ。やはりＦＷはＦＷ専門の動き、勘働きがある。３人衆がボールキープしている間にゴール前のスペースへ走り込める佐藤や岡崎、前田がいたら点は確実に獲れていたね。いない人の名前を挙げても仕方ないけど・・・・・
そこへいくとブラジル、快速特急だね。目的はゴール、敵が対応出来ないうち、少人数でも一気に攻め上がるあの足は何だ、何なんだ！？ 早っ！！
そのうえシュートの正確さ、ほっぺたひっぱ叩かれたショックだね。
あれは今まで見てきたブラジルじゃない、川島だってあれじゃコースへも飛べない。コースへ移動する前にもう打たれちゃってる。
そうなんです、実はブラジルは単純なサッカー、手間隙掛けてたのが日本。日本の方こそ如何に早くボールをゴールへ打ち抜くかってこと、意識すべきなんです。ボールを長くキープ出来るのが上手いと思ってるンじゃないの、日本は。上手い下手で勝負は決まらないンだよねぇ。結果は何本ゴール決めたかにあるんだよねぇ。
とことんこの意識、しっかりと持って欲しい。
せっかく長友の攻撃精神も、３人ＭＦに合っているとはいえなかったね、惜しい。
左右の利用の仕方、ＦＷが引き出すってのはこれからも重要。今野＝前田ラインとか、慣れてるところのセットが使えていたら、ブラジル戦も違った結果になったのでは？ と残念な敗戦ではありました。
と、ついつい、ついまたサッカー談、長くなってしまいました。サッカー嫌いの人、読み飛ばしてもらって構いません。勝手に私の舌が回ってるんで。
足の方もそのくらい回ったら、私の草サッカーももう少し点になるんだけどねぇ。
まァ、なにはともあれ、フランスの鼻っ柱、折ってやった！！
望月三起也 さんのプロフィール
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