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コラム:言いたい放題

第52回

すみません、遅れました。

執筆者:   2013 年 1 月 12 日

まずは、今年もよろしくお願いいたします。
更新がえらく遅くなり申し訳ない、これも私の悪い性格のひとつ。新しいことに挑戦を始めると、もう一途、夢中。そっちへ時間を取られ、ついついこちらへの原稿の締め切りが延びてしまいました。
昨年末の忘年会の日には、事務局担当者に渡したいと思っていた原稿なのにねぇ。

いやァ、あの日は盛り上がりました。
わざわざこの日のために大阪から夜行バスで駆けつけてくれた方もいたり、私の持参したプレゼントを巡ってジャンケン大会で大歓声が上がったり・・・・・ そんなのは原稿遅れた理由にゃなりませんが・・・・・

まだ初詣にも行ってる暇がない。なんとか1月中には・・・・・ と、思っているのです。
それにしてもウチの近くの神社、江戸時代から続く氏神様なんですが、年々氏子が減っていく。これは冬ではなく夏の話なのですが、夏祭りの縁日に出る屋台、お参りと共にこの屋台が子供のころからの楽しみ。
射的なんて、くだらない景品を貰うだけなのに、いい歳のおとなになっても身を乗り出して、大汗掻いて、台から撃ち落すのに、もう脇目もふらずって、あの魅力って、何なんでしょう? 金魚すくいにわたあめ、お土産に必ずお好み焼き買って・・・・・ それこそ20は下らなかった屋台の数が年ごとに一軒減り、翌年にまた一軒減り二軒減りと、ついに五年ほど前には一軒も屋台を見かけなくなりました。
夏祭りが終わって、「秋だなァ」と季節を感じたものですが、そういう区切りのひとつでもあったのが祭りの屋台。
人が集まらなくては商売にゃならない、屋台の出店もなくなるのは当たり前なのですが、こういう寂しさ、夏の終わりが早く来る。そんな感じですねぇ。

初詣、屋台はありませんが、やはり年の始めだけは信者になるんですねぇ。私も、都合の良いときばっか神様を頼ったって御利益あるわけないのにね。

佐藤 允さんが亡くなったンですねぇ。
映画『独立愚連隊』、新鮮でした。ほとんど西部劇。その主役を張ったのが、この役者さん。
返品の効かない福袋といった顔、当たれば得をした気分。こんな個性、未だかつて日本映画に無かったから、いや、ハマリました。
岡本喜八監督、凄い天才。こういった役者がいてこそ出来た映画なんです。あのキャラクター作り、ずいぶん参考にさせてもらったもんです。
更に岡本喜八監督ファンとしては、監督のお宅へ押しかけ、図々しくも未発表のシナリオを元に私が漫画化をするという、これまた“初”という企画を集英社でやったりもしました。
岡本喜八監督も佐藤允さんも、私の漫画にはかなりの影響を与えられていると思っています。
この路線で、今進行中の映画企画をやろうと私は企んでいるわけで、みなさんもぜひ、この『独立愚連隊』観てみてください。多分DVD化されていると思いますが、他にも岡本喜八監督の戦争物のシリーズもお奨め、嵌ること受け合いです。

それにしても残念。
こんな役者、滅多にでないもの。岡本監督もね。
ご冥福を・・・・・













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