ミステリ愛好家によるWILD7の楽しみ方

細い丸ペンで描いたようなシャープな線にイラストのような絵。コマひとつ取ってもカラー挿絵になりそうな感じ。
そういうのは確かに素晴らしい。見惚れるようなこともあるし、漫画が芸術だとか言える気がする。
でも、なんか違う、漫画ってそうじゃないだろう、と思うこともある。
例えば、綺麗なだけで、ストーリーがまるで頭に入ってこない漫画。
例えば、可愛い女の子の立ち絵ばっかり気合の入っている漫画。
そう、なんだか『漫画』としての面白さが、かっぽりと抜け落ちているような漫画が増えちゃいないでしょうか。 続きを読む