望月三起也先生の代表作である『ワイルド7』・・・。
そのバリエーションはワタクシが解説するまでもなく多岐にわたり色々と存在します。
今回はその中の一編。
『ワイルド7 悪魔教編』というのをご存知でしょうか?
多分、『ワイルド7』の中では一番の異色短編だと思います。
この『超』が付く短編の正体は『パチスロワイルド7』の販促グッズのひとつ。
A4サイズの薄いパンフレット状の表紙をめくると、バイクに跨った飛葉ちゃんの雄姿がページいっぱいに現れ、左上の方には『特別読み切り悪魔教編』のサブタイトルが!!否が応にも期待は高まります。
・・・さて、そのストーリーは?
『怪根寺』というお寺で怪しげなお経を唱える僧侶達。その近くには
大きな燭台(しょくだい)が2つ。
その上にガラス製の巨大な蝋燭のオブジェが2本。
見る見るうちに水が満たされていくそのガラス製の蝋燭の中には
囚われの女性が2人。
信者なのか?はたまた生贄なのか?正に危機一髪のその瞬間、
爆音を轟かせ扉をブチ破り現れたのは『ワイルド7』ご一行様!!
水の満ちたガラス製の蝋燭を的確に撃ち抜く我らが飛葉ちゃん!!
「法は認めてもこのワイルド7は許さねぇ!!」
始まりから僅か2ページで一気にストーリーはクライマックスへ!!
2ページ目で確認できるのは「飛葉」「両国」そして「世界」。
4ページ目では「ユキ」の登場、そして見開きカラーで「ヘボピー」
「オヤブン」「八百」が所狭しと大暴れ!!
ワイルドの面々が大迫力で迫ってきます!
世界がいるのに何故ユキが?チャーシューは何処?
ファンならそんな野暮は言いっこ無し!
そう言えば『パチスロワイルド7』の販促グッズにマッチもありましたが、やはりこの7人でした。
でもパチスロ本機にはちゃんと「チャーシュー」も登場するのでファンの方はご安心を・・・。
しかし見開き4ページ分のカラーグラビアページは本当に圧巻で素晴らしいです!
その左側半分には飛葉ちゃんに助けられた「か弱い女性」2人、そして右側半分には「強い女性」の代表である
ユキが対極に描かれているのも凄く興味深いモノがあります。
望月ワールド、此処に炸裂!しかし残念な事に販促グッズである為に中々お目にかかれないのが現状です。
たまたまパチスロ本機を購入の際に運良く入手出来ましたが、幻のストーリーとなりそうでしたので此処に
紹介した次第です。是非とも何らかの機会(『W7』や『イラスト集』出版の際?)に同時収録してもらえたら
嬉しいなァ~なんて考えていたりしますが、皆様如何でしょうか?
=============================================
●ラスター『パチスロワイルド7』販促パンフレット
2007年発行(非売品)
=============================================
=============================================
「月刊望月三起也」では皆様からの投稿をお待ちしています。
「望月マニ也」「作品紹介」のほか書式や内容は自由!
投稿が採用され「月刊望月三起也」に掲載された方には
記念品として、特製クリアファイル(2枚セット)
をプレゼント!
是非、月刊望月三起也事務局までメールを送ってください。
お待ちしております。
info@wild7.jp
=============================================
ちっち さんのプロフィール
【望月三起也先生より】
これはパチスロ機を製造販売するメーカーが、パチンコ屋さんへ営業を掛ける折のグッズ、販促グッズなのです。
そういう形の依頼で、短編の描き下ろしを描き、さらにこの冊子中の見開きカラーページだけを別個に高精細印刷、額装したものも制作。これは取引成立店に贈呈していたとか。我が家の応接間にはそれを飾っています。ちっちさん、よかったら見に来てください。
たとえ多くの人の目に触れない販促グッズでも、私にとって少数であれ世間の目に触れるってことは、「望月三起也」って名前で描く以上サボれません。 ・・・・・ンだから、「こんなのでいいや」って気にはなれないのです。100万部発行してる雑誌に描くときも、3万部の単行本だろうが私はサボれない。
ちなみにあのラモスも現役時代の手抜きのないプレー、我がチーム「ザ・ミイラ」という素人の中に入ってプレーするときでも決して手抜きはしません。仕事に埃・・・・・ じゃない、誇りを持つってことでしょうね。しかし私、サッカーでは手ぇ抜きます。抜かなきゃ30分も体力、持つわきゃないからね。
で、ありまして、短いストーリーでもその中で絵として楽しみます。短いから、いいってものもあるのですよ。
でもね、こういうもの見つけて、ちゃんとしたコメントまで付けてくれるちっちさんのようなファンもいる・・・・・ つまり、どこで誰がみているか判らない、油断できない。サボれないンですよねぇ。
これはパチスロ機を製造販売するメーカーが、パチンコ屋さんへ営業を掛ける折のグッズ、販促グッズなのです。
そういう形の依頼で、短編の描き下ろしを描き、さらにこの冊子中の見開きカラーページだけを別個に高精細印刷、額装したものも制作。これは取引成立店に贈呈していたとか。我が家の応接間にはそれを飾っています。ちっちさん、よかったら見に来てください。
たとえ多くの人の目に触れない販促グッズでも、私にとって少数であれ世間の目に触れるってことは、「望月三起也」って名前で描く以上サボれません。 ・・・・・ンだから、「こんなのでいいや」って気にはなれないのです。100万部発行してる雑誌に描くときも、3万部の単行本だろうが私はサボれない。
ちなみにあのラモスも現役時代の手抜きのないプレー、我がチーム「ザ・ミイラ」という素人の中に入ってプレーするときでも決して手抜きはしません。仕事に埃・・・・・ じゃない、誇りを持つってことでしょうね。しかし私、サッカーでは手ぇ抜きます。抜かなきゃ30分も体力、持つわきゃないからね。
で、ありまして、短いストーリーでもその中で絵として楽しみます。短いから、いいってものもあるのですよ。
でもね、こういうもの見つけて、ちゃんとしたコメントまで付けてくれるちっちさんのようなファンもいる・・・・・ つまり、どこで誰がみているか判らない、油断できない。サボれないンですよねぇ。
固定リンク | トラックバック(0)
コメント