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コラム:言いたい放題

第15回

「常識」って言葉は「死語」?

執筆者:   2009 年 10 月 6 日

日本人の間に「常識」って言葉、いつの間にか死語になったのか?
我が家のガレージ前に飲み終わった缶コーヒーの空き缶ふたつ、並べてあった。他の日にも玄関の脇だったりとちょくちょく置いてある。うちはゴミ捨て場じゃないんだよ。うちの前が集積所、それも曜日は決まってるっツーの。
うちへ持って帰って処理しなさいって!!
それが常識でしょうが、うちの周りって日本のルール知らない外人が増えたとは聞いてないよね。人様に迷惑かけてはいけませんよと、親に教わってこなかったのかねぇ。

「ミイラ」の試合で国立競技場、使わせてもらった時のこと。
その日のメンバーの一人が堀内さんって野球人、引退仕立て、超有名人です。この方が試合後、我々でロッカーの掃除をしていると、なんとバケツ持っていつの間にか参加してるじゃないですか。慌ててうちのマネージャーが止めました、「我々の仕事ですから」と。
堀内さん、言いました。「私、今日は野球の堀内ではなく、サッカーで来ました、だから新人です。新人が掃除は当然でしょ」と。参りましたね、このセリフ。それじゃやってくださいと言えませんよね。この態度、大物は違うとミイラのメンバーもいい勉強になりました。

って、一方にこういう人もいるんです。ロッカー掃除は義務じゃない、でも汚しっぱなしで帰るのは常識ある者のすることじゃない。そういう世間のルールってのがあるんです。コーヒーの空き缶捨てていく人に聞かせたい話。



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コメント/トラックバック

  • ワイルド7の血脈 :
    そうさこの世のドブサライ♪

    ワイルド7TV版の傑作主題歌を思い出したりしておりました。

    空き缶二個なら大した被害ではないと思ったり、曜日が違うとしても集積所に置いて行くならまだ許せるのかな。
    朝帰り...
  • JUN :
    うう~ん、
    収集日じゃなかったら、集積所に置いていってもダメでしょ!
    どこでもそういう規定になっているはずです。
    先生も仰っているではないですか、
    「うちの前が集積所、それも曜日は決まってるっツーの。」
    そして、「うちへ持って帰って処理しなさいって!!」と。

    それ以外の正解はないのではないですか?
  • ワイルド7の血脈 :
    収集日とゴミの分別は、守って欲しいものです。
    私もそれを否定しておりませんよ。

    しかし、それが守られないのは何故か?
    ついては、法を破る悪が存在するのは、何故かの心情部分に言及してみたのです。

    実は、この問題は、大きな問題であって、
    どこだかの独裁国家にては、ちり紙一枚落としただけで罰金もしくは、禁固刑みたいな国家社会主義の国もあったようななかったような。

    先生が、警察に訴えるのではなく、ここで、書いて良心に訴えるのもそれしか方法がないからでもあると思うのです。

    それでも守られない事の裏側には、病んだ社会のあり方も見なくてはならないと言う論を展開したわけです。

    スバム問題も同様の土壌。
    怒っても相手を喜ばすだけで困ったものと言う論理です。
  • 風来坊 :
    最初の書き込みのどこが論理だったのでしょうか、俺にはわからないな
    わかる人がいたら、手を挙げて貰いたいくらいです
    JUNさんに同意します。
    文章は相手に自分の意見を問いかけているよね、それが論を展開だなんて

    JUNさん、失敗 (笑
  • ワイルド7の血脈 :
    オヤブンのように
    「悪い奴を全部倒せば、後は、良い奴しか残らねぇ」と叫びたい気持ちは、わからないわけではありません。

    しかし、この位の簡単な論理さえ蔓延していない日本の状況だからインターネットもその他も混乱しているのではないかと思っています。

    是非、熟考して欲しい点もありますので、お返事しておこうと思います。
    他意は、ございません。

    オヤブンもかつては、悪党として、虐げられる存在だったのだろうけれども
    法律を守らない存在、収集日を守らない、曜日を守らない人間は、悪党としてしか正解はないとしてもそれで、話は終わらないだろうと言う論理を述べたと言う事です。

    かつて悪党と呼ばれる存在、または、高額となった教育から
    はじき出されたヤンキーと呼ばれたり不良と呼ばれる代表、ヤングキングの読者の中に含まれる者への容赦ない排除性がここには、含めれてはいないだろうか?と言う話です。

    ワイルド7の作者たる大家、望月三起也先生の中に何らかの論理展開を求め含めるものがここにあるといしたなら
    きっと、掲示板のスバム問題であろうと言う
    「具体的で、そして、かしこく解決策を模索していける方向性」まで含めた喚起がここに含まれてしかるべきだろうと言うのが、私の考えの基本であったわけです。

    ゴミの収集日が守られないのは、きっと今に始まった事ではないでしょうし、大家の先生が、身近なネタに不足して書いたとは思わない深読みをしたい。
    時事性として、その苛立ちが、今、もっとも顕著なのは、
    インターネットと言う便利な機械にゴミ=スバムを捨てるものだろうと言う事を述べたに過ぎません。

    そして、それは、既に、解決に向かっております。

    法律を守らないのは、悪である。
    だが、飛葉もオヤブンもその複雑化する法律の中で、自身を見失い失敗した過去のある少年として描き出されている。

    悪を排除するのは正しい。
    浮浪者が、路上に寝るのも道交法違反だ。
    カムイが、部落を離れるのもご法度だ。
    そのように、排除の論理と国家社会主義的冷徹が、横行する社会に対して、
    そうではないと「ワイルド7」も「カムイ外伝」も
    いじめられていて、その社会の摂理と道徳に従っていた草食系男子「サムライ・ハイスクール」の中でも繰り返し語られてきて

    オヤブンが、権力を持ち、被害者が加害者になったから全てOKと言うものそれを読み取るだけでは狭すぎるのではないかと言うことを述べたいとしているだけの事です。


    コードギアスR2にて、
    「正義の中に甘んじて改革をなさないでいるのか?
    それとも小悪となっても反逆をして、巨悪を打つか」と問うセリフがあるが、まさに、ワイルド7の精神も同じだと考えているのです。


    芸能界の麻薬汚染、毎日起こっている殺人事件に対して、
    大家の先生としては、あまりに小さな問い、主婦の視点のようであったのですが、それは、何らかの含みの部分があるのだろうと展開したと言うことです。


    実際の解決策の例を示されない書きっぱなしでは、意味を成さないし、怒るだけ無駄でしょう。

    しかし、今回、スバム問題は、本腰を入れて、解決例の一例を示すことが出来たのだから、同じ、土壌で考えを広げて行くのが良いと私は考えるだけです。

    「語りっぱなしや泣くだけなら○○○でも出来る。解決策、実践の方向を示してこそ男だ」


    こんな感じでしょうか?

    では、11月の月刊望月三起也の更新を楽しみにしながらこれ以上は、語らないと言う事で…。


    いつもながらの走り書きすみません。
  • 風来坊 :
      ああー、俺も失敗だった
    相手をした俺がバカだったなー

    失敗、失敗

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