昨年の3月号で私と望月作品との出会い、そして飛葉ちゃんというキャラクターが大好きということを書いて以来、二度目の登場になります。
前回も書きましたが、私はとても「望月マニ也」と呼べるほど漫画の細かいストーリー、あるいは銃やバイクなどの、知識があるわけではないのです。
ですが昨年の年末から新年にかけて、映画「ワイルド7」を二度も観て、同時に書き下ろしコミックの「ワイルド7 R(リターンズ)」 を読んだということもあり、興奮の冷めないうちにこの最新作「ワイルド7 R」を感想とともに、まだ読んでないという人に向けて紹介をしてみようと思います。
この作品は「新ワイルド7」や「飛葉」といった一連の作品と同じで、かつてワイルド7として活躍した飛葉ちゃんのその後のエピソードを描いた作品です。
ただし今回は、新メンバーになったとはいえ、装備もほとんど昔のまま正真正銘ワイルド7が21世紀の日本で活躍するところが、これまでのシリーズとは一味違い多くのファンが待ち望んでいた出来事ではないでしょうか。
あらすじは
物語は警戒厳重な温泉宿からアメリカ国防省の兵器課次長が、謎の全裸女性たちによって拉致されるところからスタートします。
そして、今回いきなり警察に護送されている少年「大悟」が、行動力のある不良として登場します。
その雰囲気が若い頃の飛葉ちゃんそっくりに描かれているのも、この作品の目玉の一つです。
やがて大悟は、銀行襲撃犯退治のために現れた謎の白バイ警官の一人「飛葉大陸」と一緒になって命を狙われた鉄道会社の元社長を護衛するために、京都へと向かうことになります。
大悟にとってこのミッションは同時に、追われる身となった「ランちゃん」という親しい少女を無事母国に送る絶好のチャンスでもあったわけです。
ですが、当然のことながらそこには凶悪な犯罪集団が待ち構えているため、京都を舞台にダイナミックな展開を繰り広げていくことになります。
彼らの真の狙いは何か?そして大悟たちはサムライのような志を持った元社長を無事守り抜いて目的を果たすことができるのか?
望月作品独特の、迫力のある予想もつかないストーリーに、最初から最後までグイグイ引き込まれて一気に読んでしまう傑作です。
この作品には、随所にファンなら必ず喜ぶ望月ワールドの魅力が溢れています。
まず私が真っ先にぐっと来たのは、最初の方で銀行襲撃犯と向かい合う大悟の「銃口さがった」のセリフから始まる一連のコマでした。このページの最後のコマは何十回も読みなおした程、お気に入りです。
銃やナイフでもなく、熱々のピザを使うところなんて、使えるものなら何でも使う、コンクリート・ジャングルでは無敗の帝王の飛葉ちゃんを思い出してニヤニヤしてしまいます。敵の急所ではなくて、足を撃つ所なんてまさに新・ワイルド7の飛葉ちゃんそのものです。
まだ人を殺したことがなくて、改造銃でしか撃ったことがない大悟のキャラクターがよく現れていると思います
それに比べて、飛び込んで来た飛葉ちゃんは相手の急所、延髄を一撃死させ、プロとアマチュアの違いを明確にさせるいいシーンです。
この銀行でのアクションは見どころ満載で、今回ワイルドたちは、なんとヘリからバイクで突入してきます。このシーンには思わず唸り声をあげてしまうほど、興奮してしまいました。
続く決めゼリフ「悪党は退治!!」これで完全にノックダウンです。思わずクラクラしてしまいました。
コマの隅々まで眺めているだけでもファンには嬉しい仕掛けもあります。「ガレージ H.D」の表記には思わずニヤリとしてしまいました。
(H.D……Hiba.Dairokuですよね?)飛葉ちゃんもとうとう一国一城の主になれたんだなと親心が湧いて胸がジーンときてしまいます。
他にも、パソコンに弱い飛葉ちゃんがインターネットカフェで「税務署のネットワークに侵入して……」と命令したにもかかわらず、大悟に「それってハッカーだよ!!」「そんな事も知らねえの 常識ねえなァ」と一笑されてしまういうシーンも、時代の流れを感じて微笑ましかったです。
サムライマニアの元社長も、いつもながらの望月イズムに溢れた実に男気のあるキャラクターに描かれていて良かったと思います。
何度も読んで、気になったところもいくつか見つけました。
換気ダクトから侵入する暗殺者が「私のような細い身体それも裸で油をぬっておいたらせまいダクトでも蛇のように抜けられる」と得意げに言ってたにも関わらず、飛葉ちゃんがワイルドの制服をしっかり着こみヘルメットまでかぶって、突入してきたシーンは、少々強引な気もしたのですが、意外性と勢いで納得しちゃうので非常に好きです。
それから新しいメンバーたちのバイクにデザインされた棺桶も気になりました。
あれは他にも、もっと意外な仕掛けも用意されてるんでしょうか?
あのサイドカーの棺桶は、マカロニ・ウエスタンの、主人公が復讐に燃え、マシンガンを棺桶に入れて引きずって歩いていた「続・荒野の用心棒」のジャンゴへのオマージュなのかな?、と思ってワクワクしていました。」
どうしても、単行本1巻だけではまだまだ読み足りないので、次回作はもっと長いストーリーが読みたくなります。期待しています。(^_^;)
ですが、待ちに待って登場した今回の新作書き下ろし「ワイルド7 R」は、随所に込められたこだわりから、久々の望月イズムを堪能することができて、大変に満足できる作品でした。
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月刊望月三起也ではみなさんからの投稿をお待ちしています。
「望月マニ也」「作品紹介」のほか書式や内容は自由、採用者は「月刊望月三起也」で掲載。
また掲載された方には、望月先生書き下ろし特製ポストカードをプレゼント!
是非、月刊望月三起也事務局までメールを送ってください。
お待ちしております。
info@wild7.jp
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前回も書きましたが、私はとても「望月マニ也」と呼べるほど漫画の細かいストーリー、あるいは銃やバイクなどの、知識があるわけではないのです。
ですが昨年の年末から新年にかけて、映画「ワイルド7」を二度も観て、同時に書き下ろしコミックの「ワイルド7 R(リターンズ)」 を読んだということもあり、興奮の冷めないうちにこの最新作「ワイルド7 R」を感想とともに、まだ読んでないという人に向けて紹介をしてみようと思います。
この作品は「新ワイルド7」や「飛葉」といった一連の作品と同じで、かつてワイルド7として活躍した飛葉ちゃんのその後のエピソードを描いた作品です。
ただし今回は、新メンバーになったとはいえ、装備もほとんど昔のまま正真正銘ワイルド7が21世紀の日本で活躍するところが、これまでのシリーズとは一味違い多くのファンが待ち望んでいた出来事ではないでしょうか。
あらすじは
物語は警戒厳重な温泉宿からアメリカ国防省の兵器課次長が、謎の全裸女性たちによって拉致されるところからスタートします。
そして、今回いきなり警察に護送されている少年「大悟」が、行動力のある不良として登場します。
その雰囲気が若い頃の飛葉ちゃんそっくりに描かれているのも、この作品の目玉の一つです。
やがて大悟は、銀行襲撃犯退治のために現れた謎の白バイ警官の一人「飛葉大陸」と一緒になって命を狙われた鉄道会社の元社長を護衛するために、京都へと向かうことになります。
大悟にとってこのミッションは同時に、追われる身となった「ランちゃん」という親しい少女を無事母国に送る絶好のチャンスでもあったわけです。
ですが、当然のことながらそこには凶悪な犯罪集団が待ち構えているため、京都を舞台にダイナミックな展開を繰り広げていくことになります。
彼らの真の狙いは何か?そして大悟たちはサムライのような志を持った元社長を無事守り抜いて目的を果たすことができるのか?
望月作品独特の、迫力のある予想もつかないストーリーに、最初から最後までグイグイ引き込まれて一気に読んでしまう傑作です。
この作品には、随所にファンなら必ず喜ぶ望月ワールドの魅力が溢れています。
まず私が真っ先にぐっと来たのは、最初の方で銀行襲撃犯と向かい合う大悟の「銃口さがった」のセリフから始まる一連のコマでした。このページの最後のコマは何十回も読みなおした程、お気に入りです。
銃やナイフでもなく、熱々のピザを使うところなんて、使えるものなら何でも使う、コンクリート・ジャングルでは無敗の帝王の飛葉ちゃんを思い出してニヤニヤしてしまいます。敵の急所ではなくて、足を撃つ所なんてまさに新・ワイルド7の飛葉ちゃんそのものです。
まだ人を殺したことがなくて、改造銃でしか撃ったことがない大悟のキャラクターがよく現れていると思います
それに比べて、飛び込んで来た飛葉ちゃんは相手の急所、延髄を一撃死させ、プロとアマチュアの違いを明確にさせるいいシーンです。
この銀行でのアクションは見どころ満載で、今回ワイルドたちは、なんとヘリからバイクで突入してきます。このシーンには思わず唸り声をあげてしまうほど、興奮してしまいました。
続く決めゼリフ「悪党は退治!!」これで完全にノックダウンです。思わずクラクラしてしまいました。
コマの隅々まで眺めているだけでもファンには嬉しい仕掛けもあります。「ガレージ H.D」の表記には思わずニヤリとしてしまいました。
(H.D……Hiba.Dairokuですよね?)飛葉ちゃんもとうとう一国一城の主になれたんだなと親心が湧いて胸がジーンときてしまいます。
他にも、パソコンに弱い飛葉ちゃんがインターネットカフェで「税務署のネットワークに侵入して……」と命令したにもかかわらず、大悟に「それってハッカーだよ!!」「そんな事も知らねえの 常識ねえなァ」と一笑されてしまういうシーンも、時代の流れを感じて微笑ましかったです。
サムライマニアの元社長も、いつもながらの望月イズムに溢れた実に男気のあるキャラクターに描かれていて良かったと思います。
何度も読んで、気になったところもいくつか見つけました。
換気ダクトから侵入する暗殺者が「私のような細い身体それも裸で油をぬっておいたらせまいダクトでも蛇のように抜けられる」と得意げに言ってたにも関わらず、飛葉ちゃんがワイルドの制服をしっかり着こみヘルメットまでかぶって、突入してきたシーンは、少々強引な気もしたのですが、意外性と勢いで納得しちゃうので非常に好きです。
それから新しいメンバーたちのバイクにデザインされた棺桶も気になりました。
あれは他にも、もっと意外な仕掛けも用意されてるんでしょうか?
あのサイドカーの棺桶は、マカロニ・ウエスタンの、主人公が復讐に燃え、マシンガンを棺桶に入れて引きずって歩いていた「続・荒野の用心棒」のジャンゴへのオマージュなのかな?、と思ってワクワクしていました。」
どうしても、単行本1巻だけではまだまだ読み足りないので、次回作はもっと長いストーリーが読みたくなります。期待しています。(^_^;)
ですが、待ちに待って登場した今回の新作書き下ろし「ワイルド7 R」は、随所に込められたこだわりから、久々の望月イズムを堪能することができて、大変に満足できる作品でした。
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月刊望月三起也ではみなさんからの投稿をお待ちしています。
「望月マニ也」「作品紹介」のほか書式や内容は自由、採用者は「月刊望月三起也」で掲載。
また掲載された方には、望月先生書き下ろし特製ポストカードをプレゼント!
是非、月刊望月三起也事務局までメールを送ってください。
お待ちしております。
info@wild7.jp
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佐々木 淳 さんのプロフィール
【望月三起也先生より】
いやァ、読者の皆さん以上に描き手の方が楽しんでいたというのが『ワイルド7 R(リターンズ)』だと思うのです。
“リターンズ”・・・・・ すんなり決まった訳じゃない。20個近くの候補を書き出して、担当の山田さん(実業之日本社)が、 「そうですよね、せっかくの新作、描き下ろしだってことははっきり読者に判って欲しいですよね」と。
それほど「ワイルド7」って何度も再版されて来ているので、私も『続』だか『新』だか、どれがどの話で、どんなキャラクターだかごっちゃになるけど、その中でも巧くいったと思い入れのあるキャラクターは数多い。
続けて使いたい一方、新しいネタが浮かぶと、それに合わせた登場人物の絡みを考える。そうなると今までにいないキャラクターが必要になってくる。
それがまた楽しいンですよね。
映画プロデューサーが新作を企画したとき、俳優選びを楽しむようなものでしょうね。
映画との違いは、一流とか、今、売れている役者とかで出演料が高い安い、で使えないこともある。なんてことはない。タダです。自分の頭の中で作っちまうンですから。
が、残念なことに〆切があって、ページ数が決まってくる。そうなると描きたいシーンをカットしたり、20ページ使いたいところ10ページになる。もっと中身を膨らませたいのに泣く泣くカットしたりは今回、かなりありました。
そこが実に残念。
取材のべ4日間もやって写真も数百カットが未使用のまま。茶わん坂や三年坂を舞台にってアイデアもあったのですが。
さらにそれぞれ7人の個性が強調されるカットも考えておいたアイデア通りにいかず、映画監督が4時間ものフィルムを2時間にまとめる作業も同じで、思い入れのあるシーンをカットするって辛いだろうなァって思ったものです。
映画の公開に合わせた〆切、出版社としては動かせませんし・・・・・
実は企画スタートは半年も前・・・・・ だったので余裕があったのですよ。
が、欲が出るんですねぇ
アイデア考える段階で、もっと面白くなるはず、こうすれば・・・・・、あの場所を使うなら・・・・・ と、ペン入れに掛ける時間がどんどん無くなってくるンですねぇ。
1日2ページのペースが1日3ページになり、最後にゃ1日7ページ描かなくては間に合わないという、とんでもないノルマ。
担当さんには、「すごいパワーですね」と感心されるペースなんです。
本来、私のペースは1日3ページですから、1日7ページ完成させるというのは大変ですが、ひとまかせで描くのは嫌い、好きなシーンは自分で描きたい。拳銃なんかも八割以上自分で描く。爆発シーンなんか絶対ひとまかせにしたくない。
そんな美味しいシーン、自分で楽しむ。
でも今回はかなり〆切優先。昔の弟子筋にも協力を仰いで、やっと完成。
それでもファンのみなさん、喜んでくださって有難いと思います。
佐々木淳さんのように、細かいコマ割りやカットまで読み取ってくれると嬉しい。特にピザをぶつけるところから一連の動き楽しんでくれて、ここは思いが伝わったと、いや嬉しい。ダイレクトに読者が受け取ってくれたのは何よりなんです。
さらにヘリコプターから銀行内へワイルドが飛び込んでくるシーン、ここもまたカッコいい!!と、ウケてくれた人の多かったこと、嬉しいねぇ。
あのシーンは一度ならずも切り貼りして、納得いくまで描き込んだもんですから。
次回の“リターンズ”は、もう少し余裕を持ってやりましょう。と、山田さんのお言葉。
そうでしょうねぇ、〆切間際、毎夜数ページお持ち帰りするために我が家へ通ってくれて大変だったと思います、感謝です。
〆切日にすべての原稿を渡して、おしまいというのが私の仕事ペース、それが自慢でもあったのにねぇ。
山田さんほど熱心な編集さん、何人もいません。
そういう相棒がいてワイルド7は続くのです。
この先もいい相棒のいる限り、ワイルド7は続けていきますよ。
いやァ、読者の皆さん以上に描き手の方が楽しんでいたというのが『ワイルド7 R(リターンズ)』だと思うのです。
“リターンズ”・・・・・ すんなり決まった訳じゃない。20個近くの候補を書き出して、担当の山田さん(実業之日本社)が、 「そうですよね、せっかくの新作、描き下ろしだってことははっきり読者に判って欲しいですよね」と。
それほど「ワイルド7」って何度も再版されて来ているので、私も『続』だか『新』だか、どれがどの話で、どんなキャラクターだかごっちゃになるけど、その中でも巧くいったと思い入れのあるキャラクターは数多い。
続けて使いたい一方、新しいネタが浮かぶと、それに合わせた登場人物の絡みを考える。そうなると今までにいないキャラクターが必要になってくる。
それがまた楽しいンですよね。
映画プロデューサーが新作を企画したとき、俳優選びを楽しむようなものでしょうね。
映画との違いは、一流とか、今、売れている役者とかで出演料が高い安い、で使えないこともある。なんてことはない。タダです。自分の頭の中で作っちまうンですから。
が、残念なことに〆切があって、ページ数が決まってくる。そうなると描きたいシーンをカットしたり、20ページ使いたいところ10ページになる。もっと中身を膨らませたいのに泣く泣くカットしたりは今回、かなりありました。
そこが実に残念。
取材のべ4日間もやって写真も数百カットが未使用のまま。茶わん坂や三年坂を舞台にってアイデアもあったのですが。
さらにそれぞれ7人の個性が強調されるカットも考えておいたアイデア通りにいかず、映画監督が4時間ものフィルムを2時間にまとめる作業も同じで、思い入れのあるシーンをカットするって辛いだろうなァって思ったものです。
映画の公開に合わせた〆切、出版社としては動かせませんし・・・・・
実は企画スタートは半年も前・・・・・ だったので余裕があったのですよ。
が、欲が出るんですねぇ
アイデア考える段階で、もっと面白くなるはず、こうすれば・・・・・、あの場所を使うなら・・・・・ と、ペン入れに掛ける時間がどんどん無くなってくるンですねぇ。
1日2ページのペースが1日3ページになり、最後にゃ1日7ページ描かなくては間に合わないという、とんでもないノルマ。
担当さんには、「すごいパワーですね」と感心されるペースなんです。
本来、私のペースは1日3ページですから、1日7ページ完成させるというのは大変ですが、ひとまかせで描くのは嫌い、好きなシーンは自分で描きたい。拳銃なんかも八割以上自分で描く。爆発シーンなんか絶対ひとまかせにしたくない。
そんな美味しいシーン、自分で楽しむ。
でも今回はかなり〆切優先。昔の弟子筋にも協力を仰いで、やっと完成。
それでもファンのみなさん、喜んでくださって有難いと思います。
佐々木淳さんのように、細かいコマ割りやカットまで読み取ってくれると嬉しい。特にピザをぶつけるところから一連の動き楽しんでくれて、ここは思いが伝わったと、いや嬉しい。ダイレクトに読者が受け取ってくれたのは何よりなんです。
さらにヘリコプターから銀行内へワイルドが飛び込んでくるシーン、ここもまたカッコいい!!と、ウケてくれた人の多かったこと、嬉しいねぇ。
あのシーンは一度ならずも切り貼りして、納得いくまで描き込んだもんですから。
次回の“リターンズ”は、もう少し余裕を持ってやりましょう。と、山田さんのお言葉。
そうでしょうねぇ、〆切間際、毎夜数ページお持ち帰りするために我が家へ通ってくれて大変だったと思います、感謝です。
〆切日にすべての原稿を渡して、おしまいというのが私の仕事ペース、それが自慢でもあったのにねぇ。
山田さんほど熱心な編集さん、何人もいません。
そういう相棒がいてワイルド7は続くのです。
この先もいい相棒のいる限り、ワイルド7は続けていきますよ。
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