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望月マニ也

第95回

望月関連コレクション/あんな品からこんな品まで!

執筆者:   2016 年 3 月 13 日

毎度、『おいちゃんコレクション』!
読み進めているうちに、いつの間にか息を潜めている自分がいます。恐る恐る歩くジャングル探検か?!っての(笑)

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望月三起也先生と言えば長年に渡りヒット作を多数描かれている先生ですので、私ごときが今さら何をどう『月刊望月三起也』に書いても、それ以上にお詳しい方はこれを読んでいるファンの中に多々いらっしゃるかと思われます。

ですが、そんな中でも今までに『月刊望月三起也』に恐縮ながら駄文を幾つか投稿させて頂きました。そしてご紹介できずに残った望月先生の収集品を見ていると「流石にこんなのまでは誰も所有していないでしょうし、あっても誰も欲しがらないか、興味も無いかも!?」なんて品も数点ありまして・・・(笑)

以前に御紹介させて頂いた『ケネディ騎士団ソノシート』とか『望月三起也サーキットゲーム』なんかは題材としては面白いし、文章を書かせて頂いても思い入れもあって、駄文ながら自分でも楽しんで投稿できたのですが、今回思いきって御紹介させて頂くものは知識不足もあって数行で語り尽くしてしまうモノや、紹介のしようもない品ばかりです。
oi02ましてや「こりゃ一体、誰の絵なんだ?」なんて見れば思う品までありまして・・・。そんな品を見ていて、「どうしょう?やっぱりこれ紹介するの止めとこうかな?」なんて悩んだりもしたのですが、こんなの集めて喜んでいるのは私くらいなのかも?と思いながらも世間には同じ趣向者も居るんじゃないか?ましてや今、これを紹介しないと消え去るモノも多々とあるんじゃないか?・・・と。

そこで思いきって「まぁ、こんな品も存在したんですよ」って、軽い気持ちで『月刊望月三起也』の今まで皆様が投稿しない(できない)ような品までもまとめてここでご紹介できればと思い立った次第です。

な~んてカッコ良い文章書いていますが見れば絶対に望月先生にも怒られそうな品も存在していまして(笑)

さてさて、では自慢にもならないかと思える望月コレクションの品も含めて折角ですんで『ワイルド7』に因んで全部で《7品》を紹介させて頂きましょうか?まずは・・・

★1.ショウワノート『ワイルド7』

211212これは何時頃の時代のノートなんでしょうかねぇ?所有しているのは2種類でして、それぞれに大きさが異なっております。昔の子供向けのノート特有の塗り絵も有りますし裏表紙にはゲームも収録されております。当時、TV放映に合わせて実写版の絵柄のノートなんてのも売り出されていたのでしょうが、望月先生の絵柄のノートもこれとは別に販売されていたんでしょうか?いやはや、一体何種類くらいの絵柄の『ワイルド7』のノートが販売されたのか全貌が本当に分かりません。

どなたかご存知でしたらお教え下さいな。そうそう、確か今回載せたノートの内の片方は新宿で行われた『望月ファンクラブのイベント』の時に持参して無理やり展示させて頂いた事も有りましたっけか?・・・懐かしい。夢はこのノートに望月先生にイタズラ描きして頂きたいなんぞと不遜な考えをしちゃったりして・・・(爆)

★2.小説カバー絵

205206望月先生がカバー絵を描かれている小説2冊です。

一冊目は天山出版『悪党喰い』著者 南英男/1992年7月出版

天山出版なんてマイナーな出版社から出された1冊でして偶然に見つけて狂喜乱舞した記憶があります。でも、望月先生のカバー絵でなければ絶対に手にしなかったであろう一冊でして・・・(笑)

二冊目はコスミック出版『パオさんとの復讐』著者 小峯隆生/1995年3月出版


こちらもマイナーなコスミック出版って出版社より発売されたものです。こちらは検索したら1994年にWOWOWの「J・MOVIE・WARS」第二弾“ルーキーバトル N45°”として製作された短編オムニバス集の中の一編として小峯隆生氏によって映像化されていました。出版はその翌年の日付となっておりまして、経緯も良く分かりません。この他にも望月先生が担当した小説のカバー絵は多々と存在しているのでしょうが資料もなく全貌が分かりません。どなたか御存じの方がいらっしゃいましたら、こちらも是非お教え頂ければ嬉しい限りです。

★3.徳間書店『THE X FILES』3巻

209208これは結構リストにも載せられていますんで知っている方は多いかと思いますが、画像は今まで載せていなかったかと思いましたんで、ついでに・・・。1995年にテレビ朝日系列で放映されたアメリカで制作されたTVSFドラマでして、当時は結構興味津々で見ていましたっけか。コミックスはこれに合わせての発売だったのでしょう。徳間書店よりSCスペシャルコミックスとして1996年に全3巻が発売されまして、その中の3巻にのみ望月先生の作品が収録されております。

1巻…かきざき和美・板橋しゅうほう 2巻…井上宣・坂田靖子 3巻…望月三起也

しかし、この全3巻の作者のラインナップって出版社はどんな選考で決めたのでしょうか?そう言えば、この単行本の3巻には作者名に望月先生のお名前と一緒に田辺節雄先生のお名前も記載されております。2014年になって衛星放送で「シーズン1」が放映されたりしておりまして、懐かしさもありTVでも単行本でも見ております。

★4.小学館ビッグコロタン15『まんが版サッカースーパースター』

207小学館から出版されていたお子様向けの大百科シリーズものの一冊です。著者名にはしっかり《望月三起也》と、名前が記載されています。しかしこの本を見れば、決してお子様向けの本などとバカには出来ません。実は当時の有名サッカー選手の紹介を望月先生が漫画とカットで紹介されておりまして見つけた時には狂喜乱舞となりました。しかし悲しいかな状態が悪く、程度の良い本と差し替えしたいんですが最近は田舎では全く見なくなった一冊でして・・・。是非、興味のある方は探して見て下さいな。

★5.雑誌切り抜き『ケネディ騎士団』

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k02k05数年前に某個人古書店に行った際に『ケネディ騎士団』の切り抜きをまとめた私家本が売られていました。店のレジ奥に置いて有りましたんで速攻で出して頂き手に取って見てみると全部で12編が収録されていましたが、残念ながら飛び飛びの話数保存で話的には続けては読めませんでした。

当時は単行本化するのも時間がかかりましたし、子供のお小遣いでは全てを一気に揃えるのは至難の業でしたんで、好きな作品だけを切り抜いて一冊の本のような形にして保存していたんでしょうか?

しかしよく見れば扉ページはカラーが豊富で、今となっては見れない絵柄がたくさんありまして、購入を決めた次第です。この私家本が、よくぞ我が手元に来たと御縁に感謝しております。本当にお宝中のお宝でした。折角ですんで、カラー扉ページ数枚を掲載させて頂きますが皆様、如何でしょうか?『ケネディ騎士団』連載当時の息遣いが聞こえてきませんか?

★6.絵本『マシンハヤブサ』

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これはTVアニメ化の際に販売されたものでしてエルム社のプレイブックと栄光社うたの絵本です。

単行本とかは結構皆さん所有していらっしゃるんでしようが、流石にこんなのは望月先生と絵柄も違っていますんで興味が湧かないんでしょうね?

まっ、こんな品も出版されていたって事でお許しをば・・・ぺこり。


★7.駄菓子屋のクジ?『ひみつ探偵JA』

204ははは!これダメですかねぇ?やっぱり読んでいる方から非難されるのは必然かなぁ(笑)

多分、大昔に駄菓子屋かなんかで売られていたクジのコマの一種なんでしょうか?

とにかく絵柄が凄い事になっているのに、何故かしっかりと『ひみつ探偵JA』の文字が記載されております。しかし、昔はこんなんでも買って嬉しがっていたんですよねぇ・・・懐かしいなぁ。

この当時は著作権なんて言葉もなにもなくて駄菓子屋で売られていた品はバッタものが横行していましたっけか・・・いや、こんなの紹介しちゃって望月先生、本当にすいません!
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clearfile_01「月刊望月三起也」では皆様からの投稿をお待ちしています。

「望月マニ也」「作品紹介」のほか書式や内容は自由!
投稿が採用され「月刊望月三起也」に掲載された方には
記念品として、特製クリアファイル(2枚セット)
をプレゼント!

是非、月刊望月三起也事務局までメールを送ってください。
お待ちしております。
info@wild7.jp

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望月先生のコメント
【望月三起也先生より】
私も手塚治虫先生の初期作品、『バディ島の・・・・』なんて他、三冊を持っています。これが唯一、手塚ファンの証明でしょうか?

しかし入手先が、当時あった貸本屋だったので、まァ、ボロボロ。何百人が回し読みをしたことか?それでもこれも、古道具屋珍しいモノを見つけた喜びと同じでしょうか。
ちなみに、そのボロボロの本の値、高かったなァ。おいちゃんとここらは同じか。
しかし、おいちゃんの情熱には負ける。と、同時になんとも、色々なグッズが販売されていたンですねぇ。これも私の歴史なんだなァ。

でもね、ここへ登場した“モノ”は私、何ひとつ持っていません。 当時のことだから、多分作者に無断で作られたものも多かったろうと思います。


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