望月マ二也 第6回 「望月作品座談会 /前編」 からの続きです。(敬称略)| 東のう | 単行本では望月作品を買いつくしている。 |
| マンチュウ | 雑誌から付録までリアルタイムで収集していた。 |
| ヒロをぢ | リアルタイムで望月作品の雑誌を読んでいた。 |
| ケンケン | 雑誌から単行本、付録まで収集されている。 |
| 幻蔵 | 望月作品はサンコミの単行本から収集を始めた。 |
| おいちゃん | 風呂敷を広げすぎて、しょうもない収集をしている。今回、司会を務める。 |
| ※なお時間の都合から参加できなかった、なかのさんからも貴重な画像提供をしていただきました。 | |
〉おいちゃん
マンチュウさんに聞きたいんですがM・ハスラーの名義で描いた時には直ぐに望月作品って判りましたか??
〉マンチュウ

ヤングコミックに「マッドドッグ」の連載が始まったときは、変名であることは、すぐにわかりましたよ。
〉おいちゃん
やっぱり絵柄でですか??
〉マンチュウ
あの独特の画風はすぐにわかりました。
画像はありませんが、「マッドドッグ」と「ピーマン野郎」
の間に「プシィキャット・猫+4」というやはりエロチック
アクションが5回連載されていますが、
いづれもマイク・ハスラー名義でした。

〉おいちゃん
そうそう、意外だったのが「ピーマン野郎」でして、この作品って単行本では望月作品として発売されたんですが連載当時はM・ハスラー名義での連載だったんですねぇ・・・今回初めて知りましたよ。
- - -
〉おいちゃん
ここらで望月作品の中でこんなシーンを知っていますか?って事があったらお教え頂ければと思うのですが。
〉東のう
ワイルド7はリアルな作品と思っているでしょうが、作品をじっくり見るとユニークなところがあります。では「ワイルド7」の中から紹介をしましょう。地獄の神話編には、凄いものが出ています。まず一つ目は、当時流行った石森章太郎氏のイナズマンから・・・ベルトのゲージが頂点に達すると、ウナギマンはシラズマンになるのだ!(22巻、71ぺージ)
〉おいちゃん
読んだけど覚えてねぇぞ・・・それって
〉東のう
次は、もっと凄い。コアだぞ。 二つ目、これはサッカーファンでないと分からない内容です。同じく、ワイルド7の地獄の神話からなんですが、作品中に菊川警部が出てくるのですが、着ているスーツの柄が凄い。““三菱“マーク。明らかに(多分と思います)当時、社会人三菱重工のサッカー部活躍されていた菊川凱夫氏をモデルに・・・スクリーントーンも使わず(当時は三菱マークなど無いと思います)、キッチリ書き込んでいます。
〉ヒロをぢ
三菱ちゅうと杉山くらいしか出てこない・・・
〉東のう
21巻、67ページを観てください。
〉おいちゃん
ほほう、サッカー好きですんでねぇ・・・望月さんって
〉東のう
氏がサッカーにのめり込んでいたのが分かります。これを発見した時、一人笑いましたが、誰にも言えず、今回やっと言えました。こんな発表の機会を得られて有難うと言いたいものです。ちなみに下に張り付けたのがウィキペディアに載っているものです。一番下まで見て貰えれば理解できるかと思いますよ。
→菊川凱夫氏(Wikipedia)へ
〉おいちゃん
ほほう、これですか、サッカーは詳しくないもんでしてねぇ・・・しかし、読み込んでみると奥が深いですねぇ・・・本当に
〉東のう
兎に角、背広の柄みて。スリーダイヤが・・・いっぱい。
- - -
〉東のう
さて、氏のアクション系以外の作品に、ワイルド7が登場していますが、ご存じでしょうか。
〉おいちゃん
東のうさん、どんな作品にワイルドが登場しているんですか??
〉東のう
「うるとらSHE」サンコミ1巻の179ページです。オートバイで登場しますが、明らかに飛葉、両国ですね。オートバイには、ワイルドのエンブレムが・・・(笑)
〉おいちゃん
ほほう・・・それは確認しなくちゃなぁ・・・
〉東のう
以前から疑問に思っていたんですが望月氏にも確認してみたいものです。なぜ、書いたのかを。
- - -
〉東のう

そうそう、おいちゃん、少年ジャンプの創刊号に氏が、掲載しています。知っているかな?
〉マンチュウ
「ドル野郎」ですね。
創刊第2号には股旅ものの読切「星と刀とつむじ風」を掲載しています。こちらは単行本未収録だと思います。
- - -
〉マンチュウ
さきほど話題になった「ケネディ騎士団」が終わって、半年後に、「ワイルド7」が始まりました。
〉おいちゃん
半年ですか・・・ケネディからワイルドに移るのに
〉マンチュウ
「ワイルド7」は、「ひみつ探偵JA」(単行本化に際して「秘密探偵JA]と漢字になった)が終わって、1月後に始まっています。そういえば、以前、おいちゃんに「戦国忍法帳」の変名のことを望月先生に聞いてもらいましたね。いまCSスカパーで放映されている新作アニメ「ワイルド7another」と先生の関係はあるのですかね。
〉おいちゃん

そうそうペンネームの変名の件ですがここでご説明しておかなければいけませんね。望月先生が連載当時「戦国忍法帳」を牧英三郎名義で発表され(若木書房の単行本も牧名義)、また「マッド・ドック」をM・ハスラー名義で連載されていた理由なんですが・・・先日、望月先生とお会いできる機会に恵まれて直接お聞きしたんですが、これにはそれぞれ別々の理由があったそうです。牧英三郎の方は「戦国忍法帳」には東京放送のラジオドラマの原作(佐々木守脚本)が最初からあったそうです。一人で漫画を作り上げるのがプロとの意識から望月の名前は拒否したそうです・・・どうしても描かなくてはいけなくなったんでペンネームを変えて原作の話は一切を無視して主人公の名前以外は使わないって条件で引き受けたとか・・・
一方、M・ハスラーの方は当時ハーフのイメージから付けられたペンネームだったそうで、ハーフが漫画を描いたらこんな感じってセンスで描いていたとか・・・当時、連載雑誌の企画からインタビュー記事に顔を出さなくてはいけなくなりサングラスと付け髭をつけて顔を隠して写真を撮られたとかの話もしていましたっけかねぇ(笑)
〉幻蔵
そんな理由があったのですか、あの作品には。

- - -
〉おいちゃん
まだまだ語りつくしていないでしょうが、時間もなくなってきましたんで、最後に望月作品に対して一言ありましたらお願い致します。
〉ヒロをぢ
漫画暦長いクセに望月作品は有名どころを摘み食いしかしてません。これから少し気を入れてチェックするように努めます。今日出た中ではやはりケネディ騎士団がお勧めなんですが、後二世部隊シリーズもいいですよね。若い人には是非読んでもらいたいな。
〉幻蔵
機会があれば、ジャパッシュをもう一度読んでみたいです。
〉マンチュウ
ここまでの望月作品をリアルタイムで読むことができた幸せをかみしめています。これからも現役として、「続々新新ワイルド7」を期待しています!!
〉ケンケン
また、「ビタミンI」の様な作品を描いてください。
〉東のう
これからも望月作品を愛し続けて行く覚悟です。素晴らしい作品をまだまだ続けて発表していってください。
〉おいちゃん
皆さん、本日はお忙しい中をありがとうございました。次回も機会があった時には宜しくお願い致します。
これをお読み頂いた皆様へ
纏まりのない会話をここまでお読み頂いてありがとうございました。
望月作品が年季の入った望月ファンをひきつけてやまない魅力の一端を感じて頂ければ幸いです。望月先生には「ワイルド7」という超ヒット作があるというだけでも素晴らしいのに、いまだに文庫が新刊で発行されロングセラーを続けているというのも凄い事です。きっと今でも毎年「ワイルド7」のファンは増え続けている事でしょう。しかし、それだけではない望月ワールドがいまも読者の前に広がっているのです。座談会に題名が出た作品以外にも、まだまだ傑作があります。残念ながら単行本化されない傑作もたくさんあると云う事なのです。出来ればすべての作品を収録した全集を出版して頂ける事をお願いしつつ、改めて素晴らしい作品の数々を提供して頂いた望月先生に感謝したいと思っています。
望月先生、本当にありがとうございました。
![]() |
〈前編〉 望月先生のコメントのつづき ・・・・・ 次、二世部隊ですが、その通りコンバットファン、ヴィック・モローファンだった私、これもマンガの世界でやりたかったもの。 ジンクス破りを何度もやってる私ですが、ワイルド7もその一つ、「悪役が主人公はウケない」「7人もキャラクター出したら読者が感情移入できない」と、これまた編集部大反対。 二世部隊に戻って、最前線てタイトル、まるでストレート、今にして思えばよくまぁつけたものだと思います。私、タイトルはこだわるのですが、このくらいシンプルなのもめずらしいと、他人事のようですがネ。 まぁ、私もコアですが、座談会の方々も本当、よくコアな話題ふってますね。 色っぽいモノシリーズについても皆さん詳しいのにおどろき。 三菱マークをガラに使ったってハナシも出てましたが、そこまで見てくれる読者はうれしいねぇ、三菱ファンの私としては。 コアのファンのおかげで、自分の作品なのに懐かしく、思わず長い文になってしまいました。 6人の勇士の方々、これからもよろしく。 |
固定リンク | トラックバック(0)


コメント